植物を写真ではなく精密な絵で見るのは、とても楽しく癒やされます。昔亡き父が買ってくれた野生植物図鑑はこのような絵だったので、懐かしかったです。またイギリスが世界中から植物のサンプルを採取というかぶんどって来た時代からの英王室の植物研究の歴史や、紅茶、コーヒー、砂糖や様々な果物など、当然全て外国から取り寄せていたこともわかりました。東インド会社など、ものすごく悪どい商売をしていたことを他で学んだので、そういう歴史の中でイギリスの生活習慣が形成されていったことも想像されました。食器の発達も優雅で興味深かったです。植物、食べ物、歴史、正確な絵など、全て好きなものなので、自分で思った以上に実際見ると楽しい企画で、感謝です。グッズコーナーも植物の香りの石鹸や酸味のあるりんごジュースなど、サイコー!また最近セザンヌの静物画に興味を持っていたので、りんごの絵、嬉しかったです!りんごでパリの画壇乗り越えるべき意識を変えてやる!といったセザンヌですから、今回の美味しいボタニカルアートにぴったりですね!