閉園することを知り、駆け込みで来園。
園内はフランスの街並みやヨーロピアンガーデン
、星の王子さまがテーマの様々な像があり、展示棟は『星の王子さま』と作者であるサン＝テグジュペリの半生を振り返る内容であった。
飛行士としての貴重な経験と彼独自の想像力がなければ、本作は生まれなかったと考えると非常に感慨深い。また時代背景を知ることでより作品に深みを感じた。
もともと『星の王子さま』は好きだったが、ミュージアムに来園したことで今まで以上に好きになった。そしてサン＝テグジュペリの他作品も気になるため今後一読したい。
最後に、こんなにも素敵な世界観が溢れる場所がなくなってしまうのは非常に名残惜しい。

「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」

作品を知らなくとも、この言葉に少しでも心惹かれる方が居ればぜひとも来園して頂きたい。