施設はやや古びている感じがあり、狭い感じでしたが、とにかくアザラシコーナーが最高でした。みんなゆるゆると芸を披露してくれたり、してくれなかったり、とにかくのびのびしていました。3匹のアザラシに対して3人の女性の飼育員さんがえさをあげながら、フラフープやジャンプ、回転技などを見せてくださいました。アザラシたちは、換毛期はなかなか気分が乗らないらしく、芸をしぶる子たちがいて可愛かったです。箱根水族館の表紙を飾っている名物「温泉アザラシ」も、最年長のアザラシくんの気分の乗った一瞬だけ披露してもらうことができました。運が良かったです。
芸を終えたアザラシたちは飼育員さんにとっても褒められており、癒されました。私がアザラシならここに就職したいです。
また、あじゃらしというねこじゃらしで遊ぶことができ、アザラシたちに散々遊んでもらいました。えさやりの時間が終わるとアザラシの水槽に人がいなくなるので、アザラシとあじゃらしで永遠に遊べる水族館はここにしかないのではないでしょうか。
小走りでアザラシに追いかけてもらったり、フェイントをかけあったり、アザラシに回転してもらったり、本当に楽しかったです。
屋外に大きめのオオサンショウウオのような生き物がいたのですが、何の立て看板もなく簡単に網で覆われており、とても気になりました…オオサンショウウオならちゃんと見たかったです。
水族館自体は狭いのですが、学生の作成した綺麗で分かりやすい看板があったり、ピラルクがいたり、ヒメウズラがいたり、水槽内にウミガメのお昼寝スポットがあったり、とても楽しめました。あと庭のスイセンが綺麗でした。
残念だったのは、カワウソコーナーのまあまあ強めのにおいと、水族館内のお手洗いがそこまで綺麗ではなかった点です。お手洗いは近くの飲食店内のものが1番綺麗なのかなぁと思います。
アザラシ広場が屋外なので晴れの日推奨かなと思います。