出掛けたのは5月27日。タッチペンを持った専用の係員が居て、速やかに入場出来た。今の時期だと紫陽花が咲き出し、所々に吊られたビニール傘の赤・青・黄の影が彩りを添える。鞠の様にこんもり丸く咲く種類やら、人工の花と見紛う程 色鮮やかな鉢植えもある。バラは遅咲きの物もあるが、最盛期を少し過ぎた感じ。日差しが強い日だったので、花も些かしんどそう。クレマチスも幾分残っていた。写真を撮る為に人の流れが滞留する時もあるが、皆譲り合ってお行儀が良い。木陰のベンチで休息している人も居る。只、去年は1500円のトップシーズン時に出掛けたので、混んではいたが手入れが行き届き、花の色合い・香り・状態が、この世の物とも思えない程美しく、数百円の値段の差以上と思われるので、次回は1500円の時に出掛けようと強く感じた。それでも、コロナ渦のマスク規制がなくなり、久々に吸い込む草花や土の香りには充分癒された。カラーリーフの組み合わせ、モーブ系とティーローズ、クリーム系と白等の取り合わせの美しさはプロならでは。オープンしたての時も知っているので、やはり庭は10年、20年と歳月を掛けて育んでいくものだなと感じる。名物の薔薇ソフトを頂く。今回は定番のカップ入り。花びら入りの薔薇ジャムとゴーフルが刺さり、ほんのりミルクと薔薇の香りがする。ミックスソフトにエディブルフラワー付きの映えそうなのも出ていた。限られたスペースだから致し方ないが、飲食用のテーブルと椅子をもう少しだけ増やして欲しい。