凧をあげるのではなく、凧になる体験。
向かい風をつかまえて浮き上がることがこんなに胸踊るものだとは想像していませんでした。
ヘルメットをかぶり、太ももまで包み込む大きなリュックのようなハーネスを装着。
大人4人が両手を広げるくらいの大きさなのに薄くて軽いキャノピーとそこからのびる20〜30本のコードがより合わさってハーネスの腰のあたり両脇にあるカラビナに繋がります。
はじめての装備に戸惑うものの、何度かのリトライで少しずつやり方を学んでいきます。
短い助走からキャノピーが風をはらんで浮き上がり、前進を続けることで空へと浮き上がろうとします。
体を地面から空へと力強く引き上げる浮力と衝撃を感じた時は思わず大声をあげてしまいました。
ほんの数秒でしたが、軽く2mくらいは飛び上がっていたようです。
風がやや強く、短い距離でのリトライでしたが半日体験の時間はあっという間に過ぎてしまいました。
素晴らしい経験ができました。