いつも家族で散歩する浜辺は石や岩壁が多く、不思議な石探しごっこで化石に出会えるかを想像しながら散策する時間は家族のリラックスタイムです。海岸ではスピノサウルスの歯を息子は探し、モササウルスはどこまで海から近付いたんだろう？と壮大なイメージを膨らませて、とても楽しい時を過ごします。
　この度は海岸を散策してから、大阪市立自然史博物館へ直行！アンキロサウルスがお気に入りな息子はトゲトゲに想像を膨らませて入館した「恐竜博2023」！実物展示の迫力に圧倒!　格好良いタイソンのフェイスに感動！興味深い白亜紀の恐竜だけではなく、今の生物に繋がる恐竜たちの進化が目の前に広がる不思議な空間に飛び込んだ。現代にワープしたような化石そのものは、石にとじこめられた浪漫を味わえた。カナダの研究機関の採取や解明の素晴らしさを知りました。　　　
　恐竜時代の証明は人間が共存した時代背景にも人間の力による自然界の捻じ曲げが存在したのでしょう。過去、隕石落下を直撃した地球は生き物の生態に大きく変異をもたらしたのかもしれない。あらゆる時代を越えてそこに生きた証が地層に現る、化石は生々しく繊細に残る存在に圧倒された。すぐそばに未だ眠る化石があると興奮し、同じ地球に存在し生きていた恐竜に想いを馳せ、新時代には未だ見ぬ世界が来るかもしれないと、ワクワクしながら子供は解説に耳を傾けた。　　　
　化石を見つけた人は特別な感情でその石を宝物にする気持ちがわかる。息子は特に石に埋まる化石を前に本物の凄味を体感し、お気に入りのズール前に記念撮影!　帰りはディノサンの漫画を手に、面白いと読みつつ恐竜博の余韻を楽しみました。