shun2- さま

shun2-さまの口コミ

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初めてついぶ名古屋工房を利用させてもらいました。

奥さんが指輪が欲しい!言っていて、私もシルバーアクセを手作りしてみたいと思っていたので、クリスマスのお出かけでお邪魔しました。

お店の外観は地下鉄出口を出てすぐ目は前なのですが、カフェみたいな感じで「ここ?」って感じでした。

お店に入ると、2階に案内されてペアの作業机が3つとそれぞれ工具が一式ずつ置いてありました。

エプロンをつけて始まります。

2人もしくは4人に1人の先生が教えてくれます。ちなみに私たちは奥さんと自分に1人の先生でした。

まずは作りたいリングの設計から始めます。設計といってもリングの号数、幅、形状、模様などを用紙にチェックをしていきます。私たちは特に何も考えていなかったので、サンプルを見せてもらいイメージを先生に伝えながら記入しました。

そして、先生から「リングはご自身で自分のものを作りますか?それとも相手のものを作って交換しますか?」と聞かれて、私は自分のものを作る気満々でしたので、「自分の…」と言いかけると奥さんが「交換しますっ!」と、返事。まぁクリスマスのお出かけで来ているからそれもありだな。。。と思い、承諾。

ここから本格的に作業スタート!

まず銀の棒を作りたいリングの長さに測って切断。

バーナーで炙って、リング状に丸く曲げていきます。実際バーナーを使わせてもらいました。先生がまず手本を見せてくれるので安心でした。曲げる工程はリングが太くて号数が小さければ結構、力がいると思います。奥さんは細めの12号(私の分)を曲げていましたが、ちょっと手こずっていました。

それができたら、再びバーナーでつなぎ目の溶接。これも先生の手本から自分で作業します。

次は、いびつなリングを丸くしていきます。これは木槌で叩いて形を整える作業で特に力も必要ない作業です。

続いて、金属やすりで表面を綺麗にしていきます。ここは女性には少し力が必要かもしれません。(うちの奥さんは特にスポーツとかもやっていないので…)それと丸いリングにやすりをかけていくので、コツを掴むのに先生の手本をよく見た方がいいかも。
ここで微調整が入りました。削りすぎてはいかんとの思いとリングの形状が平打だったので丸くしすぎるのは良くないと思ったのですが、ガッツリ先生に調整いただきました。さらにスポンジやすりや研磨剤で綺麗に磨いていきます。これで外側がピカピカに。

そして、いよいよリングの模様付けと内側のやすりがけ。
模様付けは模様の入った金槌をトントントン。叩くとリングが伸びるので、サイズを細かく確認しながら微調整です。それができたら内側の紙やすりがけして、内側、側面、表面を研磨剤で磨くと全部がピカピカに。

最後に先生に刻印を入れてもらい完成です。ちなみに私はいぶしを掛けて、表面を黒くするオプションをやりました。

先生と喋りながら作業できて、刻印以外私が作ったリングで必要な作業はすべて自分で行うことができました。

また、婚約指輪や結婚指輪も相談に乗ってくれそうなので、ご検討中の方は一度問い合わせてみてもいいかもしれません。

作業机は1階にもあり全部で5組のペアが作業できるようでした。シルバーを削るので粉が出ますが、舞い上がらないので気にすることはないかなという感じ。また研磨剤で指先は汚れますが、水道があるので安心。

とても楽しく作業できました。
ありがとうございました。