沢山のアトラクションがあり、4歳の息子もお気に入りのものを見つけることができました。

自然を生かした体験ができるところや、美しい景色を見られるアトラクションがあるのは、那須ハイランドパークならではだと思い、とても気に入りました。

フードコートで流していた、若者が沢山出てくるプロモーションビデオはとても良い出来で、見ているだけでワクワクしてきました。

9月の平日だったこともあってか、どのアトラクションも並ばず、気に入ったものは何度も体験できました。

一方で残念だったのは、入園ゲートから遠いところの駐車場は草が生い茂っていたり、観覧車の近くの装飾の一部が剥がれたままになっていて釘が剥き出しだったり（人には届かない高さなので危険はありませんが）、地面に描かれた絵や模様がかすれていたり、ジェットコースターのレールの壁面部分の金属が錆びて穴が開いていたり、設備を維持するのが難しいのかな…と、客ながら経営状態を心配してしまうことが度々ありました。

また、かかっている音楽が、20年以上前に流行した強めの洋楽で、なんとなく、昔のヤンキーの車の中のような印象でした。

アトラクションの参加方法など教えてくれるスタッフの方の教え方が、照れや謙遜があるのか、「◯◯するだけなんですけどね」などとおっしゃっていたり、淡々としていたりしたので、もっと、客のワクワク感を膨らませる言葉選びや話し方、雰囲気作りをしてほしいです。

スタッフの方たちの、自分の仕事への誇りや、プロ意識、客に楽しんでほしい！という情熱によって、非日常感を作り出してほしかったです。
スタッフさん個人の問題ではなく、スタッフさんをどう教育してどういう遊園地にしたいのかというところが強く関係すると思います。

ソーシャルディスタンスの呼びかけなどのコロナ対策はされていました。
リバーアドベンチャーは、親子で一番気に入ったアトラクションでした。
除菌剤と思われるスプレーを布に吹きかけ、毎回スタッフさんが全席拭いてくれていたのですが、拭いている場所が、座席のみ。次の利用者が濡れないためには大切な作業だと思いますが、コロナ対策としては、客が手で触ったり、つかんだりする所こそ除菌が必要だと思いました。
毎回全座席を拭いて服が濡れないようにしてくださっていたことは、気持ちよく楽しむために、本当にありがたいサービスだと思いますし、客を待たせないように、トークをしながら少人数で作業されていたことも、素晴らしい技術だと思いました。

現実に戻ってしまう場面が多々あったのでその点は改善していただきたいですが、たくさん乗れましたし、乗り物の楽しさと景色の良さで、おおむね満足です。