オープン間もない平日夕方、日時指定して行きましたが、空いてました。館内スタッフさんは皆とても丁寧で親切。快適に見ることができました。

ゴッホ作は、ポスターになっているヒマワリやアイリス以外にも、髑髏やコウモリ、トルソー、靴など、こんなのも描いてたんだというような作品が出品されていて興味深かったです（ゴッホに詳しい方なら当然ご存知かもしれませんが）。反面、修作的なものも多く、私のような素人が一目みて「ゴッホらしい」と感じるような、彼独自のスタイルが完成されたあとの作品は、そんなになかったかもしれません。個人的にはレモンとガラス瓶、ピオニーと薔薇の絵が好きでした。
ゴッホ以外では、17世紀からの王道静物画の系譜に加え、ゴッホと交友のあったゴーギャンや、ルノワール、セザンヌ、モネ等、同時代の有名どころも数点ずつ。

「絶対見なきゃ」という大イベントではないですが、テーマを絞った小規模展としては、見やすくわかりやすくまとまっていて、良かったです。