いよっさまの口コミ
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ゴッホの作品は1881年の「麦藁帽の静物」から1890年の「アイリス」まで展示。彼の画家人生の始まりから終わりまでを紡いでいます。国内所蔵作品の展示が多い印象を受けますが、SOMPO美術館の「ひまわり」とメナード美術館の「石膏トルソ」の二点のみ。 生活に困窮する陰キャな職業画家。モデル代のあてなく、still lifeを描く日々。パリは印象派展でもちきり。陽キャ印象派への羨望と苦悩。ひまわりが象徴する陽なるものへの憧れ。種をまく人をあえて展示しないことで、ゴッホの光と影に訴求するテーマが奏功していると思います。