全体的な感想は、「内容が悪いわけではないけど3000円払ってこれかぁ、」って印象でした。
ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚没入体験型展覧会と言われていましたが人の多さで見れる場所は限られますし絵を映してるスクリーンもまばらのため見える物も少なく、ただゴッホの映像と音楽が流れてるだけ。って感じでした。
海外の展覧会は会場内一面にゴッホの絵画が映っており、これこそ没入感！って感じですが日本のは敷地の狭さの問題で没入感は得られませんでした。

フォトロケーションエリアの“星月夜”と“ひまわり畑”も個人的にいまいちでした。
星月夜はライトが散りばめられているだけでそれが何を表してるのかピンときませんでしたし、チームラボ感が否めませんでした。
ひまわり畑は想像よりもすごく小さいエリアでできていて、これがひまわり畑？？？って感じでした。
フォトロケーションだからここには没入感はいらないのでしょうか？？とにかく「？？」ってなることが多かったです。

お土産について。
いつも美術館や展覧会に行った際は思い出としてポストカードを買いファイルに収納していますが、ここのポストカードは通常のポストカードより大きいものだったのでこれではファイルに入らないなと買うのを諦めました。なぜ、1番スタンダードな100×148サイズじゃないんだろうと思いました。
あのサイズだとフォトスタンドとかで飾ろうと思ってもこの大きさに合う額縁は探しにくいだろうなって思います。

長々と書きましたが、あくまでも私の感想でありこの展覧会がいいと思う人は沢山いると思います。
今回来場した時は子連れの家族層が多い印象でした。
普通の絵を展示するだけの美術館だと身長の問題で絵が見えなかったり静かな空間に耐えられなくて飽きてしまう子供が多いのかなと思いますが（私は子供の頃そうでした。）この展覧会は映画を見る感覚で絵画とクラシック音楽を楽しむことができて感性を磨くのにとてもいい場所なんじゃないかなと思いました。