普段なかなか触れる機会のない北欧美術に触れられたのは面白かった。
風景画から絵本挿絵まで色々なものが一気に見られた。神秘というテーマも面白かった。
北欧神話の絵画があまりなかったのが意外だが、むしろそういう王道な題材を外して、北欧のマイナーなテーマの作品を見られたのが良かったかも。
映像作品は、ねずみの街以外は微妙。動画部分をもう少しサクサク展開し、静止画をもっとよく見せてほしかった。
連作が順路に反して並べられていたのは改善してほしい。
エレベーター前に作品リストなど置くと、それを取ろうとしてエレベーターを開いたまま待たせる客がいて迷惑。
BGMがかかっていたが、鳥の声や音楽はいいものの、子供の声・馬車の音などのパートは音量も聞こえるか聞こえない程度の微妙な大きさで耳障り。
グッズのラインナップも微妙で、これぞ！という作品に限ってポストカードすらない。描写が細かく大判で見たい作品が小さなグッズになっていたり。また、横長で左右に流れのあるの作品を、縦に二分割してクリアファイルにしているのはあり得ない。
順路が全体的にわかりにくく、次の部屋への扉をもっと目立たせないと不親切だと思う。