混雑がひどく、誰のための何のためのプラレール博だったか全く分からなかった。あの混雑の中、子ども達も興味のあるところへ駆け出し、親がそれを怒鳴りつける。嗚咽しながら泣き、母や父を追いかける子ども達、好きな電車のプラレールを片手に持ち、それを取り上げられ棚に戻される子ども達…1人や2人ではなく、至る所でそういった状況があった。すごく心が痛く、身体ではなく心が疲れてしまった。
この現状が、プラレール博主催者達の望んでいた姿なのであれば、それは非常に残念だと感じる。純粋に電車が大好きで、目を輝かせて沢山走り回っているプラレールを見て喜ぶ子ども達のことを少しでも考えてほしい。「楽しかった？」と聞いて、めいいっぱい首を横に振る我が子を見て、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。もう少し、誰のための、何のためのものなのか考えてみてほしい。違うカタチで開催していただけることを望みたい。