Paro  さま

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何度も来ている。今回は、アメリカによる原爆投下の目標都市選定における基準が、改めてよくわかった。基準を理解することで、戦争を終わらせるためというのは、嘘であったことがわかる。アメリカの目的は、できたばかりの新兵器を実際に使用して、その威力を確かめ、影響を測定するためと、独日の次の敵であろうソ連に対し、自分たちの優位性を誇示するためであったのだ。さらに、戦後の広島の復興の歴史を示す展示において、重要な出来事が欠如していることに気づいた。昭和天皇の戦後御巡幸の一環として、広島にも足を運ばれ、広島市民から大きな歓迎を受けた歴史的写真が展示されていない。連合国側の軍人が広島市民に対してスピーチした写真はあるのに、である。バランスを欠く。広島市民、日本国民の税金が使われているはずの展示なのに、一体、どこの国の展示なのか?