暑い中でしたが、丁寧な説明に感謝します。

松の障壁画には徳川家が末永く繁栄するように、との願いが込められていること、大政奉還が諸大名に伝達される前に親藩の大名を集めて相談した間があったことなどなど、ただ単に絵画や建築の豪勢さに感心するだけの訪問では分からなかったことを教えていただき、一層関心が湧いてきました。
歴史は建物や絵画ではないですよね。人間の思いや欲が絡み合ってできるドラマですね。徳川家康が大阪の陣の際に軍議を行った間の説明を受けたとき、「ああ、家康は宿敵豊臣家を追い落とすことができるかもしれないとの可能性をつかんだとき、その軍議での高揚感はどんなものだっただろう」と想像してしまいました。この二条城の舞台を駆け巡った思いや欲や信念を思い浮かべることができました。どれもこれも勝手な想像かもしれませんが。まだまだ書ききれませんが、これで感想を終わります。

ほんとに暑い中でしだが、ありがとうございました。