大通りに面した1階の入り口から入り、すぐに靴を脱いでいったん靴置に置き、受付を済ませて靴箱の鍵と浴場ロッカーの鍵を受け取り、靴を靴箱に収納したあと、エレベータで2階のラウンジや地下1階の浴場に向かいます。

夜行バスでの到着後に利用しましたが、2階のラウンジはフリードリンク、ご飯やふりかけ、お茶漬けの元、漬物、2種類のスープ(この日はミネストローネと白味噌汁)がフリーだし、7時から10時まで野菜カレー(辛さ普通)、キーマカレー(やや辛)という2種類のカレーもありますから、朝食を兼ねることができました。カレーをもっと辛くしたいひと向けのスパイスも置かれています。ただし、フリーのお酒類の提供は夕方からであり、朝の時間帯はありません。

高低複数のテーブルがありますが、電源が取れるようになっているので、入浴後にスマホやタブレット、PC類を充電したり、仕事したりできます。少なくとも朝の時間帯にはここで大声を出したりおしゃべりをしたりするようなマナーの悪い利用客はいませんでした。フリーWi-Fiの電波も良好でした。

トイレはこのラウンジ(小用1大用2)か地下1階の浴場入口(大用1)を利用します。大用はシャワートイレです。

浴場前にフリーのタオル大、脱衣場にフリーのタオル中があります。ここにビジネスホテルの客室にあるような使い捨ての洗体用ナイロンタオル、ひげそり、歯ブラシなども置かれています。パウダールームには色々なメーカーの整髪剤などがあり、浴場内にもこれまた色々なメーカーのシャンプーやトリートメントがあります。全く手ぶらでOKです。

浴場前には洗濯乾燥機が設置されているので、入浴中やラウンジでの休憩中に洗濯を済ませることもできます。脱衣所は4〜5人が同時に利用すると窮屈になるくらいのかなりの狭さです。日帰り入浴者用のロッカーは鍵をひねって開けしめするワンロック式なので、財布やスマホなどの貴重品は脱衣場にある暗証番号式の貴重品ボックスに収納したほうがいいでしょう。ロッカーは大きめのリュックくらいまでが入る大きさです。

肝心の浴場ですが、こちらもさほど大きくありません。混雑具合はその時の利用客数に左右されると思います。利用したのが平日の朝だったからか、多くても同時に5人くらいしか入浴しておらず、個人的にはかなり快適でした。浴槽のお湯はジェットバス式ですが、熱めです。一方でミストサウナはややぬるめでした。

水風呂はなく、滝のように勢いよく流れ落ちる水シャワーが一つあるので、これでクールダウンします。整い用の椅子は浴室内に一つあるだけですが、外気に触れられるわけではなく、狭い浴室をより狭くさせるので、撤去したほうがいいのではないかと思いました。

3階から上がカプセルルームのある客室であり、日帰り入浴の利用者には関係ありません。また、日帰り入浴では館内着の提供がないので、入浴やラウンジ利用のたびに私服を脱ぎ着する必要があります。個人的にはチェックイン→ラウンジで朝食→入浴→ラウンジでまったり→チェックアウトという流れで利用したので、館内着がなくても不便は感じませでした。

秋葉原駅の電気街側から出て徒歩で5分程度とアクセス良好である上、3時間利用できて朝食も兼ねられる便利さであり、リピート利用確実です。