もぉちゃん さま

もぉちゃんさまの口コミ

5 / 5素晴らしい!

まず、原作の美術館が忠実に再現されていてファン心をくすぐられました。特にアリの絵画を足場にして渡る緑の間が本当に大好きで、同行していた妹と共に大興奮しました。
最初に入った場所の床に設置されていた『深海の主(?)』を見て、『Ib』の世界に吸い込まれるような感じがしました。そして、私の大好きな作品である『無個性』3人組を至近距離で目にすることができ、とても嬉しかったです。
茶の間では、『嘘つきの部屋』を再現した論理クイズも展開され、実際にイヴやギャリーと謎を解いて探索している気分になりました。
絵画の欠片を集める謎解きが個人的に楽しかったです。『ものを売る手』のシステムを活用する謎解きも好きで、『ものを売る手』周辺の雰囲気がとっても大好きです。
最後のメアリーの部屋の壁が大好きで、落描きだらけの原作そっくりな部屋で謎を解くことができて楽しく貴重な経験でした。
バラの花弁を失っていくという作業があることも、実際に美術館を歩いて脱出を目指していったように感じました。
とにかく、原作の世界に入り込んだような没入感が最高にファンの心に響きました。可能であるならば何回も何回も足を運びたいと思いました。
謎解きに関しては、モノクロの箱を開ける謎に少し苦戦しましたが、なんとかヒントを見ずにクリア出来ました。しかし最終章では、自らが『心壊現象』に陥っているということを自覚しておらず、『活力の薬』を交換してもらうという発想に至れず、ヒントを見ることで無事クリアを果たしました。『心壊現象』を上手く謎解きに落とし込んでい感銘を受けましたし、とても面白かったです。
そして何より物販に並んでいた数々のグッズ達がどれも魅力的で、可能であるならば全部欲しいと思ってしまったほどですが、ぬいぐるみ、ポストカード、アクリルスタンドを購入致しました。部屋の一角に飾り、家族皆で『Ib』の世界観に浸りたいと思います。

この度は家族5人で参加させて頂いたのですが、そのうち私(長女)と妹が原作を履修済で、両親と弟は事前知識はほぼゼロでした。そんな両親も「楽しかった」「面白かった」と言ってくれ、原作を知るファンである私達娘2人はとても嬉しく感じました。今後両親にも、私達の大好きな『Ib』の世界をもっと知ってもらいたいと感じました。不思議なゲルテナの美術品達と、イヴとギャリーと、真っ白なバラと共に美術館を探索できて、とても楽しかったです!