没入型という流行にのってみたかったので、勉強代だと思いますが、普段美術展を見て楽しめている人にとっては退屈かもしれません。
態々躍動感ある絵画を動かすことに、ただの映像にしてしまうことに、私は意義を感じられなかった。
絵を音楽と画家の名言とともにさらさらと流していき、終わるという塩梅です。
値段相応の満足度は得られず、薄味と言わざるを得ない。グッズが気になって訪れましたので、半ば予想はしていましたが、それでも少し期待していたのが敗因でしょうか。

私には分かりませんでしたが、きっと楽しめる方もいるのだと思います。友だちとくればまだマシだったかもしれないと思いつつ、興味のない友達を誘うには高すぎる価格設定。

できれば、某ファッションブランドのエキシビションのように舞台装置も実物で工夫していただきたいです。プロジェクションマッピングだけですと、色々な意味で薄いです。

これは展示会あるあるなので特別ここがというわけではありませんが、グッツも安っぽい意匠が多く、内容も相まって残念感が煽られます。

また来たいとは到底思えず、映像鑑賞会は座らないと50分はきつい(椅子はほとんどない。時間帯指定している意味がわからないくらい人がミチミチ)うえに内容も飽く。

感情に任せて書いてしまい、長文で失礼しました。とにかく、次がありましたらもっと満足感が高いものを期待します。