高校を卒業して30数年という同級生の腐れ縁グループとメンバーの子供一人を連れて、こもろ観光局の『懐古園で弓道体験』に申し込みました。

最初に先生方の演舞を見せていただきましたが、その迫力と一つひとつの所作の美しさ、凛々しさに圧倒されてしまいました。
続いて弓の持ち方や矢を射るまでの動作（射法八節）を教わった後、いよいよ矢を射ることに。
頭では理解できていたつもりでしたが、いざやってみると最初は動作もバラバラ、矢も上手く飛んでくれません。
一方、子供は飲み込みも早く、とても良い音を立てて矢を射っています。
大人は邪念があるからダメだな（笑）と感じていましたが、先生のアドバイスのおかげでだんだん矢が勢い良く飛びはじめました。
その時の爽快感といったら、他では決して味わえないものでした。

順番を待っている時には、『手の内を見せる』など弓道から派生している言葉や弓道が持つ精神性、世界観などを先生方から教えていただき、とても貴重で有意義な時間を過ごすことができました。
教えていただいた諸先生方、体験をフォローしていただいた観光局の方に感謝いたします。