グミの木さまの口コミ
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ロッジのような手作り感のあるお洒落な教室で、笹団子を作りました。 この道60年以上の80歳のおじいちゃん先生が教えてくれました。 あんことすげ(笹団子を結わえている紐)以外は、十日町産だそうです。笹の葉は、先生とスタッフの人が、一番笹団子作りに適した時期にとってきた笹を、冷凍して提供しているそうです。 まず、米粉と上新粉を混ぜて、ヨモギパウダーを混ぜます。そして、水を少しづつ加えながら、耳たぶ程度のかたさに練っていきます。 等分にあんことお餅を分けたら、俵型にあんこをお餅で包んでいきます。餅を伸ばしすぎると、包んでいるときにあんこが飛び出してしまいます。 しかし、一番の難関は、団子を笹に包んでいくところです。両端をきつく巻かないとあんこが飛び出したりします。 完成間近になると、ヨモギと笹のいい匂いがしてきます。 できあがった笹団子は、笹の香ばしさとヨモギの味がしっかりとしみこみ、とてもおいしかったです。さすが、米所十日町だけあって、お米が本当においしい。雑味がなく、素材の味を引き立ててくれます。 その場で先生とスタッフの方、そして私たち四人でできあがった笹団子でお茶会をしました。 先生の昔話や、このあたりの文化(信濃川を船で荷物を運んでいたこと)やスタッフの方が、十日町の魅力をさらに知ってもらうために新しいアクティビティを考えていること(十日町は、街道や自然、文化が豊富に残されていて、遊んでも楽しいし、新鮮な学びがあります)など、楽しい時間を過ごすことができました。 さらに最後には、近くの観光施設(十日町博物館)まで教えてくれました。十日町博物館では、先ほど先生やスタッフの方がお話ししていた内容が紹介されていて、視覚的に深く学べることができました。 笹団子を通して、このような人と人とのつながりや地域の歴史や文化について知ることができるのも、この体験の魅力の一つだと思います。 また、違う季節に十日町を訪れたくなりました。