水族館のおさかなたちと音楽家による生演奏の融合は心に癒しをもたらし、素晴らしいひとときを過ごすことができました。異なる種類の演奏が複数回用意されており、さまざまな音楽に触れることができました。特に、木琴の演奏では、バチを2本ずつ手に持つ独特な演奏方法で、その技術に驚きをかくせませんでした。
　新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場人数を500名以内に制限されていたので、コロナ禍においても安心して来場できました。
　しかし、演奏会場の座席は全員分確保されてなく、立見を強いられているお客さんもいました。また、少々密になる場面も見受けられました。お客さんをうまく誘導し、分散させることができればこのような事態を避けることは十分に可能であると考えられます。
　また、演奏は動画撮影が禁止されているようです。中には演奏中に動画を撮影しているお客さんもおり、途中で水族館の職員より撮影を控えるように求められる場面も見受けられました。撮影に関して、事前の説明がなされていないようでしたので、その辺も充実させて全員が気持ちのいいイベントを目指してもらいたいものです。
　以上を踏まえて、今回のイベントの評価は3といたしました。水族館には改善点を次へ活かし、多くの方々が楽しむことができるイベントを作り上げていって頂きたいと思います。