アトラクションは楽しかったし、たいへん良かった。
ただし
・入園方法
・園内通貨
・飲食店
についてはただちに改善を望む。

◎入園方法について。
コロナ禍により入場制限もあるとのことで前売り券みたいなものでWebチケットが買い方としてある。
Webチケットにも入場料だけのものと、値段は上がるが後述に記す『園内専用通貨』がついてくるのものの2種類ある。なおこの2つを比較すると後者は300円の得でしかない。

さて入場ゲートへ行くとアルコール消毒と検温ののち『当日券を買う人』『入場券のみをWebで買った人』『通貨付きの入場券をWebで買った人』の３つの窓口につづく列に分けられる。
これがなかなか分かりにくい。

私は通貨付きの入場券をWebで買ってあったのでその列に並ぶがなかなかその列が進まない。
理由としては私がみる限りで、
・客のスマホに写られたWebチケットのQRコードを読み取る園側の端末が頻繁に動かなくなる。
・客が上述のチケットの違いが解らずに並んでしまい窓口で係員が説明をしている。
・専用通貨のお札を１枚ずつ数えて客に渡している。

お得入場券についてくる専用通貨の金額は決まっているのだからあらかじめお札を封筒に入れて渡すなどの対処ができるものをなぜか確認１枚ずつ人の手に触れたものを手渡しするのは今の社会情勢にも合っていないし感染のリスクもある。
しかもこれをずらっと並ぶ客に対し2つの窓口でさばこうとしている。改善を求める。

◎園内通貨制度について。
園内の飲食や物販の支払いには専用の通貨『西武圓(以下、圓)』というものしか基本使用できず、日本円で換算すると１圓あたり１２円して計算できる。いわば銀行のごっこ遊びみたいなもの。
この圓は園内の郵便局(という設定の場所)でしか買うことが出来ない。そして最底でも50圓を600円で買わなくてはならない。
また、この通貨を買える場所は園内にこの郵便局1ヵ所しかなくいつもすごい行列ができている。
仮に土産を買おうとしたとき、まず店内が混まないように人数制限され行列に並ぶ。予算(いくらあれば買えるのか)がわからない中で店に入り、もし不足ということになれば買い物ができないので外に出て郵便局で両替して再度土産屋の列にまた並ぶというとこになる。
これでは買う気も失せてしまう。
また専用の通貨は当日専用のみ使用可となり、その日中に使わなくては無駄になるというデメリットもある。改善を求める。

レトロ懐古ということで世の中がキャッシュレスを進めるなか感染症予防の観点からも不特定多数が触れた紙幣を廻すのはいかがなものか疑問が残る。

◎飲食店について。
味は良かった。ただ待ち時間がひどい。
昼食に1時間、おやつに30分、夕食に1時間半並んだ。
おそらく客の人数に対し提供する店、座席数が少なすぎる、どこにいっても行列。

今日行った2件について、まず舶来グリル。
調理、レジ、案内、片付け、ワンオペか？と思うくらい従業員がいない。
客が並んでてもあいてる席がたくさんある。
これで「あと30分ほどお待ち下さい」と言われて意味がわからない。
そもそも昼間の時間帯にバーベキューが小さい子供が多くいるなかで安全なものなのか？かつ需要があるか回転率という面からも考えてもらいたい。網の交換を毎度やるくらいなら始めから焼いたものを出してくれた方がいい。

夕飯の助六屋。まず中が6卓で少なすぎる。
昭和の定食屋の再現とはいえここは遊園地、人がたくさん集まる場所でこんなところの再現は要らない。
テーブルのレイアウトを変えた方がいい。
1卓あたり小さいテーブルを2つ並べ最大4人で座れるようになっている。そして向かい合わせになるところにはアクリル板が置かれている。ところがこの置き方では1人が1卓で座ると残り3席には他の客を案内できない。
また2人でも横に荷物を置くので1卓が埋まってしまう。
極端なことをいえば最大24人座れるところを1人客が6人入ると満席扱いとなる。
席を少し離して、1人客にはカウンター式にするなど対処が考えられる。

上記におやつも含め滞在時間の3時間を飲食店並ぶ時間に費やすとはとても苦痛である。

今度行く人はどう食事をうまく立ち回ったらいいか考えてから行くのをおすすめする。