待ちに待った鳥獣戯画展。朝一番の8:30開場のために7時前から参りウキウキ待ちました。
第１会場鳥獣戯画甲乙丙丁、甲の動く歩道での閲覧は、素晴らしい工夫です。

混雑緩和に大いに役立たれていたと思います。
手すりにもたれながらじっくり見られる楽しさがありました。

第一会場の、甲乙丙丁それぞれの演出や展示の仕方も工夫されてて、説明が本物の上の壁に書いてあるので、実物を見ながら目線を上にすると更に教養が深まる斬新な位置取りでしたし、スペースをうまく使われていらっしゃると感じました。

あまり人気は無いのか?第2会場はガラガラでしたが、明恵上人の素晴らしさやお人柄、鳥獣戯画のふるさと高山寺の配置に安置される上人像、その秘密が壁に鮮やかに演出されてて素晴らしかったです。

秘密が遠い未来に解き明かされる日を心待ちにしてしまう、にくい演出がなされてていました。

私は第2会場の静謐さにどっぷり浸りました。

もちろん第1会場の鳥獣戯画を楽しみに来館したのは当然ですが、第2会場があることでより鳥獣戯画にそしてその背景に、鳥獣戯画が収められる高山寺や上人への思いが深まる楽しさ＆奥行きの深さ広さを感じました。

カワイイ工夫としては、上人が可愛がっていらした子犬の像の側の壁に、犬ちゃんの足跡の演出がありました。

空間と事実をうまーく融合される心憎いばかりの演出に、たーっぷり90分間浸らせて頂きました。


帰りはもちろん、ショップで思う存分鳥獣戯画グッズ大人買い。

図録集は、チケットの取れなかった友人知人に配るためにと何冊も購入し、販売のお姉さんの手を煩わせてしまいましたが、エコバッグ２つパンパンに素敵な素敵な宝物を持ち帰らせて頂きました。

グッズも、マスクはもちろん、スマホに貼れるワッペンやら屏風式の一筆箋やらコロンと可愛い丸い飴の缶に鳥獣戯画が一巻きプリントされていて、５色の缶全て購入。
ハガキもピンバッジも何もかもが欲しくなるショップでした。マスクも何種類もあり、ワンポイントのものから素材違いでワンシーンの画像だったり。心憎い演出で、ついつい財布が緩みまくりでした。

すみっコぐらしとのコラボ等、キャラクターとのコラボもとても親しみやすいデザインでした。

何にせよ見て買って持ち帰ってまた楽しいと、１度で２度どころか３度４度５度、、、と、無限に楽しい鳥獣戯画展を、コロナ禍にて開催してくださいました、会場皆様のご尽力に深く感謝申し上げます。

高山寺の、日本の、いや、世界の宝物の鳥獣戯画。

いつまでも永遠に大切にと、願っております。

素敵な時間を、ありがとうございました。