800年前の名もなき天才の筆致と想像力にただただ感動しました。
特に甲巻に登場する生き生きとした動物たちの表情や仕草、まさにアニメーションの祖とも言えると思います。
動物にユーモラスな息吹を与える躊躇いのない繊細な筆遣いを感じられるのは実物ならではかと。
会場で販売されているグッズがまたとても可愛いです。

ちなみに、会場内はなかなか混んでいます。
メインの実物（本物）展示は会場中程から、会場の最初は後期に模写したものから始まります。
知らずに模写をこんな感じかと一生懸命見入ってしまいましたが、後から目にした本物はそれを上回るとんでもない感動でした。
本物の甲巻は、動く歩道に乗らされて後戻りできない感じで鑑賞します。
もう一度見たい場合は、グッズ売り場に一度出てもう一度並び直せば見れました。