アメリカからも出品され、鳥獣戯画の全てを見ることができた。数年前の展覧会は混雑で何時間も並ぶので諦めた巻もあったが、今回堪能して満足。先に模本を見て、模本もそれなりに良いなと思ったが、後から原本を見てやはり原本はすごいと再認識した。ベルトコンベアで見るとのことで正直残念だったが混雑緩和では仕方ないのかも。ただもう少しだけゆっくり進んで欲しかった。ベルトコンベアの横に立ち止まって見るためらしい通路が別にあったが、何の案内もなく、不親切。ベルトコンベアで見た後立ち止まって見る通路に戻れるかもわからないので、全員がベルトコンベアに乗っていた。案内しないとわからない。空いてるのに足の不自由な方が長い折り返しの通路を歩かされていたが空いてるならショートカットしてあげればいいのに気の毒。グッズはミッフィーなどキャラクターとのコラボがあり、それなりに楽しめた。図録はかなり充実していて良かった。通常ミュージアムグッズで置いてあるミニ複製を今回復元したものを作ってくれたら購入したのに。ちょっと残念。しかし総合点から言えばとにかく鳥獣戯画が素晴らしいので、緊急事態宣言下ではあったが、何とか再開してくれてそれだけでもありがたかった。こういう文化的な催しを止めないで欲しい。今回は流石に前期展示のものは見れずにパネルだけであったがまたいつか、展覧会を企画して欲しい。