イルカやシャチが泳ぐ大プールの規模感がすごい。一番の集客ポイントだと思うが、ほかにも海亀の水槽やクラゲ、ペンギンの展示など、見所豊富。一方、学術的なパネル展示も充実しており、個人的には陸上生活から海に戻った動物の骨格の変化や、深海魚の展示コーナー、亀の首の違い、プール外周にあるめくれるパネルなどに興味をもった。ただ、これらに目をとめる人が殆どいなくて残念。鯨の骨格標本の下に小さな骨が二つ吊るされているのが、退化した骨盤の跡だという表記を見た後、どの標本にも必ず小さな骨が二つ吊るされているなあと、少し違った視点で鑑賞する事ができた。チンアナゴの名前の由来が、犬のチンに顔が似ているとか、微笑ましい解説もあり。藻類を食べる魚にレタスをバリバリ食わせているのには、笑ってしまった。ショーを見ず、途中で休憩も取らず３時間ほどいたが、今度はもう少しゆっくり回ってみたい。