子供が「ヒルナンデス」を観て行きたがって大人は家族サービスのつもりで行きましたが、結果、大人も楽しめました。連休の中日の平日で、混んでいるかと思いきや、予想以上に空いており、色々待ち時間もなく大変スムーズでした。
園内で必須の西武園通貨は、口コミで「足りなくて買うのに30分待った」などとあり心配していました。入口のスタッフに最低どれくらい使うのか伺ったところ「1人100～150円必要」ということだったので450円分、まず買いました。まずは食事で使って余りでお土産などを買う作戦？でいきました。子供は昭和の街で食事をとりたがったのですが、人気の「ビクトリア」や「助六屋」は11時で既に列ができており、諦めて軽食・売店の「ミルクホール」で食べました。4人で一人1品＋α頼んで180円余りました。
アトラクションもこの日は待ち時間０分。ゴジラザライドもすぐ乗れました。ゴジラザライドの迫力、臨場感たるや、予想をはるかに越え、レトロな昭和の街並みとは真逆、最新の技術を感じました。
他の遊具は昔からの西武園ゆうえんちという感じですが、一見とても地味な「チェレンジトレイン」が子供にも、昔鉄道少年だった夫にも大好評で、４～５回乗りました。ミニ電車を自分で運転ができるのですが、ワンハンドルとツーハンドルの電車があり、運転技術に点数がつく仕組みです。駅に目標時刻にぴったり着くことができるとボーナス点が入るなど、夫は「子供のころにほしかった」と言っていました。とても地味なアトラクションなのに、なかなか・・・。
ほぼ全てのアトラクションに乗り、4時ごろ、昭和の街の商店街に戻り、残りの180円を使うことに。射的や遊技場など、子供も大人も（この日は２０代くらいの若者がたくさん）ほのぼの、平和に夢中になっているようでした。
結局、子供が「もっとやりたい！」とリクエストし、５０円分買い足して終了。子供は本当はもっとやりたそうでしたが(笑)
途中、お巡りさんと泥棒の捕り物劇・・と見せかけて自転車のショーもあり、盛り上がりました。スタッフたちが道路に寝転んで、その上を自転車で飛び越えるというショーですが、その場にいたお姉さんスタッフが急遽参加させられたのですが、渋々参加しているお姉さんスタッフを端っこ（一番危険）ではなく、中にそっと入れてあげていた八百屋のお兄さん、面白いだけじゃなくて、優しさが伝わりほっこりしました(^^♪
射的のお兄さんも、子供が狙っているものを３つ横に並べて置いて当てやすくしてくれたり、遊技場のお兄さんも上の子の玉が詰まって再チャレンジになると、「一緒にやろうね」と下の子にも再チャレンジさせてくれたり・・温かな配慮がすべてのスタッフに見られ、温かな気持ちになりました。そういうスタッフ教育がなされているのでしょうか、とにかく感心しました。

唯一残念だったのは、こんなに空いている日だったのに「ビクトリア」は一日中行列で、子供は昭和レトロの雰囲気の中で、昭和独特の料理を食べたがったのですが、インスタ映えを狙っているのかなぁ、若者たちの行列でちょっと、小さい子連れが並ぶ雰囲気ではないように感じました。

でも若者たちにはあの昭和レトロがおしゃれなのでしょうし、我々子連れには「昭和ってこんな感じだったんだよ」と教育することもでき、とてもよい施設だと思います。子供は「絶対また行く！」と言っています。家族のよい思い出になりました。スタッフさん、ありがとうございます♪