2in1、値上げがひどい。
「地元以外は来なくていい」と捉えられる価格設定ですので、地元民で賑わいそうです。
よって外部の方は他のスキー場をお勧めします。
以下白樺湖エリア、スキー場選びの参考にどうぞ。

このスキー場、なんだか大幅値上げになったので値段なりの価値があるのか！？
と思い近隣＆白馬と比較してみました。
まず2in1の特徴です。幅が広くコース距離は短い。
ガイドには最長1.8kmと書いてあるけど、まともに滑れるコースではない。
（狭い、横移動が多く緩やかで止まる、他コースを何度も横切るので危険)
まともなコースで考えると最長は1.3kmとなり、これは白樺湖エリアとしては一番短いです。
高速リフトは1本、動かないリフトが2本（実働は4本、来期は不明）
白樺湖エリアでは規模は中くらい。設備的には低ですね。

そして2in1の値上げ率。どうしたらこの規模でこんな強気な設定ができるのかが疑問。
1日券は前年対比20％アップ (4,000円→4,800円)、シーズン券は脅威の67％アップ！！(36,000円→60,000円）
ほぼ全ての券種(前売券、半日券、回数券、子供券、シニア券、シーズン券）でエリアワーストワンの高価格でした。
1日券も実質はワーストワンですね。（付帯サービスは無いし、規模や設備を含めて）
2in1コスパ悪し。経営者は周りが見えていない？または地元民用ゲレンデにしたい？
1日券（早割）で考えるとまさかの白馬47＆五竜より高い！面積もリフト数も2in1の5倍ですけど！
シーズン券なんて白馬のどこよりも高いのでは。2in1はフルシーズン80,000円、八方尾根は大人35,000円～買えてGWまで使用可。
規模がぜんぜん違うのにびっくりです。
規模まで考えたら長野県ワーストワンかもしれませんね。いや全国も視野に入りそう。
小学生料金もダントツワーストワンを記録。
あと気になったのがシニアの年齢。70歳以上ってどこよりも厳しい！他は50～60歳以上です。
さらに駐車場は全面無料から一部有料へ。この規模で今さら駐車場有料って何を考えているのでしょうか。
ちなみに地元民だと1日券は2000円（58％引き）平日は無料、シーズン券は1万円（88％引き！）
これは地元民パラダイスですね。正規の値段で買うのが馬鹿らしいです。

値上げ理由を考えてみると、ICチケット導入と早期＆延長営業が考えられますが客のメリットは少ないです。
ICチケットなど客は求めていません（紙チケットは記念になるしICは保証金がかかって手間）
ICチケット導入はどちらかと言うと経営側のメリットが大きいかと。それをリフト料金に上乗せは間違い。
早期＆延長営業のためにスノーマシンを増設したようですが、それを求めている客がどれだけいるか疑問です。
しかもシーズン券は6万も出して早期＆延長期間は使えないってひどい。（使えるのは8万）
他には会員とかポイント還元とか細々あるようですが分かりにくい！それに「ポイント付くから2in1に行こう！」ってなるか？
それより他より価格が安いとか子供無料とか、「客目線」での分かりやすいサービス向上があるとかのが重要。

色々書きましたが、比較結果としては白馬を含めても現時点での2in1、コスパは非常に悪いと判断します。
過去に閉鎖になったスキー場は多々ありますが、このやり方では同じ道を辿る気がしてならないです。
サービスに見合わない、傲慢？又は勘違い？な値上げは破滅を招きます。客もバカではありません。
まぁシーズン中１回くらいは行ってみて値段なりのサービス向上があれば訂正します。