阿倍野近鉄の建て替えから行く事が無くハルカスも開業されてから10回も無いと思います。
大阪市立美術館のはしごで初めて拝観させて頂きましたが、展示作品も眺望も本当に良かったです。
数十年前のテレビ番組で福富さんは見ていましたが、クラブ経営をしていて絵画蒐集をされていたとは知りませんでした。
明治に改元されて昭和の戦後から昭和25〜30年までの間に日本からかなりの貴重な絵画・掛軸・陶芸・漆器他がお金と交換する事で海外に流れたと聞きます。
戦前から戦中戦後とアメリカからこれでもかと言うぐらいに痛め付けられて来た日本を見て来て海外に流れた光悦・宗達・若冲・古伊万里・有馬他全てを出来る事なら全て買い戻したかった様な気がします。
想像でしか無いですが、戦中戦後の惨めで悔しかったと思います。毎日をどうやって生きていく事しか考えていなかったと聞いた事があります。
日本が掛け軸や絵画がお母さんの様に思えたのかなと思いました。

次回の印象派の展覧会も楽しみにしています。次回は母親を一緒にお伺いさせて頂きます。コロナ禍で余計な仕事が増えて大変ですが応援しています。