不勉強なことに、アンリ・ル・シダネルもアンリ・マルタンも知りませんでした。
アンリ・ル・シダネルの色遣いや筆遣いはとても好きなものでしたが、アンリ・マルタンの作品には驚愕しました。
近くで観る分には、さほど興味をひかなかったのですが、ふと振り向いて観たところ、全く違う絵画がそこにありました。
特に「建設現場」「パリ、ラスパイユ大通りのアトリエからの眺め」「マルケロルの池」「マルケロル、テラス」「コリウール」「岩々」が素晴らしかったです。
光の表現、水の透明度、水面、そこを離れるのが惜しくて仕方なく、時間が早かったせいか、場内が空いていたので、3周してしまいました。
近くで観たあと、3m～5mの距離を置いて鑑賞し、作品の位置によっては、隣の部屋から観たり、存分に堪能させていただきました。
素晴らしかったです。