海抜600m以上の高さに位置する洞窟。県内住みだが脚を運んだことがなかったので突発的に行きました。洞窟前の駐車場スペースも広く、天気も良かったこともあり眺めが良かったです。近くに天文台もあるので次はそちらにも行きたい。
鍾乳洞内部は涼しく、足元も多少滑りやすい箇所が多いので装備は多少ちゃんとした方が良さそうです(長袖+スプリングコートで丁度良かった)。
普段日の届かない洞窟なんて歩くことはないので(当然灯りはあるので危険ではない)、入ってすぐに冒険感を感じられてワクワクしました。特徴的な鍾乳石はしっかりとライトで照らされていて神秘的な雰囲気も感じられました。
ある程度進むと、通常ルートをそのまま進むか、「探検コース」かを選べます。探検コースは追加で200円掛かります(大人1人)。探検コースに進みました。
それまでも少し頭を下げないとぶつかる様な箇所はありましたが、探検コースはむき出しの自然をより一層感じられました。一部はかなりしゃがまないと通れない箇所もあり、個人的には冒険感がとても出ていて好印象でした。探検コースの終わり際は、かなりせまい縦穴に付けられた階段を進みます(写真の階段)。この洞窟を発見した人はどうやって登ったのだろうと思わず思いを馳せずにはいられません。
通常ルートと合流した後には、滝根御殿と呼ばれる広大な空間に出ます。岩山の中にこれ程の広間があるなんて、自然スゴイ。広い空間に自分1人。水滴の音、床を叩く足音しか聞こえないのが寂しさと幻想的な感じを感じさせました。滝根御殿にも特徴的な鍾乳石は何種類もあり、看板の解説によれば日本ではココにしかなかったり、ココのモノが最大級の石もある様で、普通に勉強にもなると思います。クリスタルカーテンと呼ばれる、模様が透き通って見れる石が特に印象的でした。
そこを抜けると出口はもうすぐですが、まだまだ個性的な鍾乳石が見られました。クリスマスツリーと呼ばれるモノは、なるほどその通りだなと思える見た目でした。
ようやく洞窟から抜けると、土産物屋が出迎えてくれます。福島県特有のモノも多いので県外から来ても安心。宝石(ココで採れた物ではないが)を購入して満足しました。

全体を通して飽きることのない洞窟探検でした。歩く距離はそれなりにあるし足場も常時良いわけではないので多少疲れますが、運動不足の20代前半でも多少の疲れ程度で済みます。一応怪我しない様な装備だけ整えれば大丈夫です(普通の靴や長袖系であれば普通に安心)。探検コースは割としっかり探検なので足腰が弱かったりすると危ないかもしれません。ただ、探検コースの臨場感はかなりのモノなので是非とも選んでほしいです。