ま さま

さまの口コミ

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内容が無さすぎる。

最初の部屋がチョコレートとカカオの説明とミュージアムの趣旨のようなものが書かれた展示室。説明はほんの2,3文。部屋がチョコレートの香りがしたり雰囲気ある作りになっており、なるほどこれが導入部かと少し期待して次の部屋へ。
次室が期間限定でモロゾフさんの歴代パッケージと共にブランドを振り返るものでした。モロゾフファンである自分は楽しめましたが展示の説明で『当館独自の視点で─』というような趣旨のことが書かれてあったのですが、正直パッケージを列挙したのみで、どういう視点でチョコレートを掘り下げているのか謎でした。
かなり昔の資料もあったので、今のデザインとの比較やモロゾフさんのバレンタイン商戦の振り返りができると思います。
まぁまぁ企画展示だしなぁと思って進むと、次室もアーティストとのコラボ展示。この時点でチョコレートミュージアムという名前に違和感。
その次はインスタでよく見るフォトスポット。
説明には『お客様それぞれの楽しみ方で』などと書かれていたが、
(もしかしたらこの部屋では体験型イベントなど開催されるのかもしれないが、落胆してそこまで見れませんでした。)、ここまでで心躍るような展示を見てないのに、楽しみをこちらに委ねられても困るなぁと。
最後も脈絡のない保管したパッケージの展示。見慣れない海外ブランドのパッケージを見れたのは楽しかったですが、時折見かける説明もデザインの話がほとんど。
チョコレートミュージアムなのかなぁと疑問に思いながら出ました。
よく博物館の最後にあるような『おまけ』展示をあつめた感じで、主になる展示が無いように感じました。
お菓子のパッケージデザインをたくさん見たい方にはオススメですが、チョコレートを知りに訪れる場所ではないかもしれません。