ジブリの作品を制作するにあたっての裏方側の情熱、執念が十二分に滲む展示でした。
プロジェクトを進めるとは、利害関係の異なる立場の人をまとめ、説得し、ゴールに向かって進むということ。鈴木プロデューサーは誰よりも熱く時には冷静だったんじゃなかろうか。緻密に企画し、作品の本質を理解し、自身の意見も出しながら、1番大事な部分は守り抜いて、世に送り出す。どうしたら困難にめげずにゴールまでいけるのだろう。
ジブリの世界観に触れるというより、プロフェッショナルの仕事の熱さを知りました。

これまでの自分の経験と重ねたりで、鈴木氏の書いたエピソードを読みながら泣きそうになりました。明日からも前向きに仕事に取り組もうと思えました。

私見ですが、ジブリの1番の天才肌で芸術家は高畑監督だと思います。