【ネタバレ含む】

良かった点
・鈴木敏夫さんの生い立ちについて知ることが出来た。子供の頃から生粋の漫画好きの様で、子供の頃の畳部屋が再現されていて私は畳のある家に住んだことがないのでこんな感じなのかな〜と想像を膨らますことが出来た。みんなでワイワイご飯を食べる時代、いいなぁと思いました。
・ジブリプロデューサーの話だけでなくアニメージュ、編集長時代の話や体験談、実際のメモなどが展示されておりジブリ設立前の仕事も知ることが出来た。
・ジブリ設立のきっかけとなる風の谷のナウシカ(好きな作品)について沢山取り上げられていて裏話が沢山知れて嬉しかった。その後のジブリ創設に関する流れや社名案など手書きで分かりにくい文もあったがよく読めば面白いものも沢山あってくすくすしてしまった。
・鈴木敏夫さんの当時の頑張りが自分にムチを入れるような頑張りで、でもそれを楽しんでやっていて普段ダラダラ生きてる自分に響いた。積極的さがとにかく分かる展示が多くシンプルに凄いと思った。
・当時の新聞の広告や、ポスターは見たことあるものがほとんどだったが原案などを見るとポスター作成にもこだわって作ってる事がわかった。新聞の広告はすべて初めて見たが、当時の切り抜きが残っているのがすごいなぁと思った。その時代に生きていなかった者だけどもどことなく懐かしさを感じることが出来た。TVCMも実際に映像として流れていた。CMは見たことがなかったので新鮮に感じた。こういう感じで当時は世の中に宣伝されていたのだなぁと知ることが出来た。
・展示の文字が大きくて読みやすかった。
・当時の記念品や付録などが実物として展示されていた。
・千と千尋の神隠しの銭婆と湯婆婆の大きな模型があり、その中に手を入れて紐を引くと薬湯の札が出てきてそこに番号が書いてある。番号の引き出しを開けるとおみくじが入ってあるので楽しめる。私は大吉が出た。
・ジブリ好きな私にとってはとにかくお値段以上の展示物を見ることが出来た。またジブリを見たくなった。

残念だった点
・子供を連れていったのですが読み物が多いため、子供は退屈して主人と先に行って遊んでいた。大人だけで行く分には全然良い。
・平日だったが人が多く、ゆっくりと回ることが出来ず全てを読むことが出来なかった。ある程度流れがあったので押し出されてしまうこともあり、遠くから見たりもした。
・撮影禁止なのが悲しかった。来た記念の写真がほぼなくて残念
・お土産コーナーに人が多くて選べず購入は断念。
・スタッフの口調が少しキツめだったのが残念。


全て合わせても評価5です。ありがとうございました。