今はほとんど会話をしない父。
子供の頃は、車に電車でいろいろな場所に連れて行ってもらっていました。
その中でも特に、としまえんには数えきれない程、たくさんたくさん一緒に遊びに来ていました。

そんな大好きなとしまえんがついに今年で閉園。

おそらく最後の来園になる今回は、父と似て、運転が大好きでいつも私を笑顔にしてくれる優しい彼氏に連れて来てもらいました。

童心に戻り、本当に楽しい時間を過ごすことができましたが、とあるアトラクションでは、以前は動いていた仕掛けが故障？節電？で止まっていたり、アトラクション内の古き良き置き物がカラフルで新しくなっていたり、思い入れがあるからこそ少し悲しくなるところもありました。

その他にも、子供の頃には気づかなかった細かい残念なところに気づいてしまい、他のお客さんもいろいろマイナスに思うことを言っているのを耳にし、大好きな遊園地だからこそ、小さな改善を重ねてもっともっと続いて欲しかったな…と強く思いました。

ただ、アトラクションには、としまえんでの思い出話をする老若男女のお客さんたちで、100分近くの長蛇の列。こんなに長い間、こんなにたくさんの人に愛されてきたとしまえんの努力は本当に素敵で、日本一の遊園地だなと、心から思いました。

こんな素晴らしい遊園地を教えてくれて、たくさん連れて来てくれた父、としまえんには来たことがなく乗り物酔いがひどいのに、私のノスタルジックかつハイなテンションに合わせて笑顔で１日楽しく過ごしてくれた彼氏。

何事にも、常に感謝の気持ちを忘れずに生きたいと思います。

としまえんは、ずっと心の中にあり続けます。
大好きです。ありがとう！