【4月21日(日)】梅若会定式能(12時開場・13時開演)
東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺
演劇・舞台
日時指定チケット
チケット利用可能期間
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都心で能楽を楽しむひとときを「梅若会定式能」
『弱法師』~よろぼうし~高安通俊は以前、我が子俊徳丸を勘当した事を後悔し、俊徳の為に天王寺で七日間の施行をしている。彼岸の中日に弱法師と呼ばれる盲目の乞食少年が現れ、施しを受けながらも少年は梅の香りに心を通わせ、仏の徳を説き天王寺の縁起を語る。これを見た通俊はこの少年が勘当した俊徳と気付くが人目を気にして夜を待つ。通俊は少年に日没を見て浄土を歓想する日観想を薦めると、少年は盲目ながら景色を心眼に映すが群衆にぶつかり笑われる。そして日が暮れると通俊は自分が父親である事を明かし、驚く俊徳を連れて里に帰る。
『船橋』~ふなばし~熊野の山伏が旅の途中、上野の佐野で橋建立の勧進をする老夫婦と出会う。その昔この川の両岸に離れ住む男女は川に掛かる船橋を通路として通いあったが、二人の両親はこれを嫌い橋板を外していまい、何も知らない男女は寒風吹く丑三つ時にお互いに橋を進み川に沈んでしまった。そう昔話を話した老夫婦は自分達は川に沈んだ男女の亡霊だと正体を明かし、山伏に回向を頼み姿を消す。僧は地獄・餓鬼など五道に堕ちる罪行を消すため法力を使い、一心に祈祷すると、男の亡霊が現れる。地獄で苦しむ姿の男の亡霊は懺悔のためにと、川に落ちる有様を再現する。
アクセス
所在地 | 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る |
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梅若能楽学院会館