口コミ(52) 梅若能楽学院会館
【6月16日(日)】梅若会定式能(12時開場・13時開演)

東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺 演劇・舞台
日時指定チケット

チケット利用可能期間

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都心で能楽を楽しむひとときを「梅若会定式能」

『鉄輪』~かなわ~貴船神社の社人が夢の御神託を告げるため、丑の刻詣の女を待つと、夫に捨てられた恨みを持つ都女が現れる。社人は都女に赤い着物で顔に丹を塗り、頭上の鉄輪に付けた蝋燭を灯せば生きながら鬼となり、恨みを晴らせると御神託を告げた。都女は恨み事は無いと答えるが、その形相は鬼へと変貌していく。都女を捨てた夫は悪夢に悩み祈祷師・安倍晴明を訪ねると、悪夢は女の恨みによるもので命が危ないと告げられ祈祷を始める。すると悪鬼の姿の都女の生霊が現れ、祭壇の女の人形を激しく打ち据え、さらに夫に責め寄るが守護神に追払われ生霊は呪いの言葉を残し姿を消す。

『絃上』~けんじょう~琵琶奥儀を極める為に、渡唐を志す藤原師長が須磨の浦で塩汲みの老夫婦に宿を借りる。師長は老夫婦の所望で琵琶を奏でるが、降り始めた村雨の音を屋根に苫を葺き、雨音の調子を整える老夫婦の姿に関心し、逆に一曲所望する。すると老人は見事な琵琶の音を奏で師長は己の未熟さを悟る。老人は琵琶の名器の一つ絃上の主、村上天皇の霊で実は師長の渡唐を止める為に現れたと告げ姿を消す。やがて在りし日の村上天皇が現れ、龍神に持参させた琵琶の名器、獅子丸を師長に授ける。天皇が秘曲を奏で、舞を舞い、天へと戻ると、師長は帰洛の途につく。

アクセス

所在地 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る
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