独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)
『伊達娘恋緋鹿子・夏祭浪花鑑』社会人のための文楽鑑賞教室 入場券 @新国立劇場

東京都銀座・日本橋・東京駅周辺 アートイベント・芸術祭
日時指定チケット

チケット利用可能期間

※営業時間は日によって異なる場合がございます。ご利用の際は事前に営業時間・定休日等をご自身でご確認の上おでかけください。
文楽鑑賞教室とは

文楽鑑賞教室は、解説とともに文楽屈指の名作を上演いたします。世界に類を見ない日本独自の芸能を一層深くご理解いただく格好の機会です。上演時間も短く、初めてのお客様にも最適で、また、お知り合いを気軽に誘える、鑑賞しやすい構成となっています。文楽の舞台で繰り広げられる、今も昔も変わらない登場人物の心情の描写、そして感動的なドラマの展開はお客様の心に響くことでしょう。

『夏祭浪花鑑』とは

舞台は粘りつくように暑い大坂の夏。団七九郎兵衛(だんしちくろべえ)、一寸徳兵衛(いっすんとくべえ)、釣船三婦(つりふねさぶ)という3人の侠客の義侠心と、その女房たちの侠気を描きます。江戸前の「男伊達」とは異なり、生活感にあふれる大坂の侠客たちの姿が見どころです。団七と徳兵衛の達引き、自ら顔に焼けた鉄弓を押し当てて性根[心の持ち方・腹の据わり方]を見せる女房、夏祭りの興奮と塀一重隔てた陰惨な舅(しゅうと)殺しなど、ストーリー展開の妙といくつもの山場が見る者を引きつけてやみません。市井の出来事を素材とした世話物ながら、時代物にひけをとらないドラマとして描き得る可能性を示し、現代に至るまで活力を感じさせる作品です。 合作による初めての九段続き長編世話物。延享2年(1745年)大坂竹本座(たけもとざ)で初演されました。竹本座では翌年以降、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』と、いわゆる3大名作を次々と舞台にかけ、人形浄瑠璃は全盛期を迎えます。『夏祭浪花鑑』はその先駆けとなった作品でした。

アクセス

所在地 独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場) 〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1 地図を見る
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