【10月20日(日)】梅若会定式能(12時開場・13時開演)
東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺
演劇・舞台
日時指定チケット
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能 菊慈童 遊舞之楽
中国、酈縣山~てっけんざん~の麗から、薬水が湧き出ると聞いた魏の文帝は勅使を遣わす。勅使がその地に着いて、菊の咲き乱れる山路に分け入ると、一つの庵に異様な者がいる。尋ねると、周の穆王~ぼくおう~に寵愛される慈童だとのことである。しかし今は文帝の世で、穆王の代からは既に七百年を経ていが、穆王から賜ったという枕を示して証明する。枕には二句の詩が添えてあり、この詩を菊の葉に書きおくと、その雫は不老不死の薬となる。その雫を飲んでこのように長寿を保ったのだと慈童は言う。菊の葉に酔う仙童は舞薬を奏して、その薬酒を勅使にもすすめ、君の聖徳をたたえ、慈童はまた菊をかきわけて山路の仙家へと帰ってゆく。
能 船弁慶 前後之替平家を打ち滅ぼした義経は兄頼朝との不和の為、武蔵坊弁慶らを率い摂津の大物の浦に逃げ着いた。弁慶は同行する静御前を都に帰すよう義経に言上し、静を悟すが静は疑いながらも、義経本人に帰京を命じられ、別離の酒宴で涙ながら別れの舞を舞う。船頭に船の用意をさせ、海に出ると、にわかに雲がかかり悪天候になる。すると荒れる波の上に平家一門の怨霊が浮かび、敵将平知盛の霊が長刀を振りかざし、義経に斬りかかる。刀を手に応戦する義経、弁慶も怨霊に対し数珠を揉んで祈る。 すると襲いかかる怨霊の力は弱まり、その姿はやがて海の中へ沈んで消える。
アクセス
所在地 | 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る |
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梅若能楽学院会館