【11月17日(日)】梅若会別会能(午前10時開場・午前11時開演)
東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺
演劇・舞台
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秋の梅若会特別公演【梅若会別会能 能 清経 恋之音取】
平清経は源平筑紫の戦いに敗れ、舟から身投げをした。家臣の粟津三郎は、清経の妻を訪ねて形見の遺髪を届け清経の最期を語るが、妻は戦死か病死ならばともかく自分を置き去りに自殺した事を恨み嘆き形見の遺髪をそのまま返し涙に伏せる。すると夢の中に清経の霊が現れ、形見に残した遺髪を返した事を問いただすと妻は清経の霊に自分を残し自殺した事を責める。清経の霊は自殺に至るまでの有様を物語り、妻の恨みを慰め、修羅道の苦しみを見せる。 そして今は最期に唱えた念仏の功徳により、成仏できたと妻に語り姿を消す。
秋の梅若会特別公演【梅若会別会能 当麻 乏佐之翔】ある念仏僧が紀州三熊野の帰途、大和の当麻寺で若い女をつれた老尼が来た。僧の問いに応じて、老尼は当麻の曼荼羅の蓮の糸をすすぎ清めたという染殿の井、その蓮の糸を掛けた宝樹の桜の木について説いた。老尼はなお極楽浄土を描いた曼荼羅を作った中将姫について語った。今日は彼岸の中日、二月十五日で実は自分らがその時の中将姫に見えた化尼(阿弥陀如来)、化女(観世音菩薩)なのだと告げると、二人は昇天していった。僧は読経し奇瑞を待っていると妙音が聞こえ光明がさし、歌舞の菩薩が見えてきた。それは生前日々経をとなえた中将姫の霊で、弥陀の浄土を賛美し、経の功徳を説き、舞を舞う。その上、仏を拝し仏法を聞く法事をしているうちに僧の夢は夜明けとともにさめてゆく。
アクセス
所在地 | 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る |
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梅若能楽学院会館