【1月11日(土)】梅若会定式能初会(12時開場・13時開演)
東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺
演劇・舞台
日時指定チケット
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【新年を寿ぐ梅若会定式能初会】
【翁】 ~おきな~「翁」は「能にして能にあらず」といわれ、神聖な儀式の様相が色濃く残っている演目です。翁の演者は神となり天下泰平を祈ります。 【鶴亀】~つるかめ~古代中国が唐土と呼ばれていた時代のある年の新春、王宮では四季の節会の第一番目の儀式が執り行われます。玄宗皇帝はまばゆいばかりの金銀珠玉に飾られた正殿の錦に覆われた輝く玉座へと御出になります。多くの家臣や一億を超える人民は続々と宮殿へ参向し、皇帝を拝賀する音は天にも届くように響きわたります。大臣が毎年の嘉例に従い月宮殿での舞楽を皇帝に上奉します。月世界の宮殿では、めでたい鶴と亀が御庭に進み出て自分たちの千年万年の長寿を皇帝に捧げ相舞を舞います。
【小鍛冶】~こかじ~霊夢の御告げを受けた帝は橘道成を勅使として名匠、三条小鍛冶宗近に御劒~みつるぎ~を打つ勅命を下します。宗近は劒を作るための優れた相槌の者が無く、氏神である稲荷明神に神力を頼む為に参詣に出かけます。宗近はそこで喝喰姿の人物から劒を打つ命を受けたであろうと声をかけられます。そして、その人物は和漢の名劒の威徳や故事を話すと、宗近け神通力を使い劒を打つ力添えをすると約束そして稲荷山に姿を消します。宗近が家に戻り支度を整えて祭壇に祈祷を始めると、そこに稲荷明神が現れます。そして劒に向かって宗近が鎚を打つと、稲荷明神が相鎚を打ちたちまち見事な劒が打ち上がります。打ち上げられた劒には互いの銘がうたれ、帝の勅使に捧げられます。稲荷明神はこの劒をもって四海を治めれば五殻成就は間違いないと告げると雲に乗り稲荷山へと去っていきます。
アクセス
所在地 | 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る |
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梅若能楽学院会館