【3月16日(日)】梅若会別会能(10時開場・11時開演)
東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺
演劇・舞台
日時指定チケット
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能 八島 大事
都より西国行脚に出た旅僧は四国讃岐の屋島に立ち寄り漁師の家に一夜の宿を頼みます。宿の主人の漁翁は僧が都人と聞き懐かしげに招き入れ、僧に求められて源平屋島の合戦の昔話を物語ります。漁翁の話は源義経の勇姿を語り、悪七兵衛景清の力比べを語り、義経を守り敵の矢を受けて死んだ佐藤継信の話しなど詳細に語ります。漁翁の昔を物語るその姿はまるで義経であるかのようで、やがて昔話を語り終えた漁翁は僧の前から姿を消してしまいます。僧は屋島の浦人から源平合戦での那須の与市の扇的射の話を聞かされ、先刻の漁翁が義経の霊であろうと聞かされます。僧が枕に付くと夢の中に甲冑姿の義経が現れ、源平合戦の折に自分の弓を取り落とし弓の寸法から自分が小兵であることを敵に悟らせない為に危険を冒してまでも取り返した話を聞かされます。僧は義経の霊が修羅道に落ちた今もなお、戦い続けている有様を見て闘争の叫びを耳にします。やがて夢から醒めた僧の耳には静かな風の音が響きます。
能 望月 古式『望月』小沢刑部友房は主君である安田友治を望月秋長に討たれ、今では近江国守山で宿屋を営んでいます。ある日敵の追手を逃れた友治の妻は一子の花若と流浪の末にこの友房の宿に泊まります。友房が旧主友治の妻子との再会を喜んでいると、折しも宿敵望月もこの宿に泊まっている事を知ります。今が敵討ちの時と友房は計略をめぐらせ友治の妻を宿場芸人の盲女に仕立て花若にその手を引かせて望月の座敷へと入り込みます。花若が八撥と打ち、友房が獅子舞を舞って隙を窺いついに望月を討つことができ三人は本望の仇討ちを果たします。
アクセス
所在地 | 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る |
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梅若能楽学院会館