弘前藩祖為信(1550〜1607年)が築城を計画し、二代藩主信枚が慶長15年(1610年)縄張りをし、翌16年(1611年)にほぼ完成した海抜50mの平山城である。明治維新まで津軽家の居城であった。1871年廃城時の原形をとどめている貴重な城。現在は城跡に弘前公園ができ、一般公開されている。現在、6つの郭の全域が国指定史跡に、また、天守閣、二の丸の東門・南門・辰巳槽・未申櫓・丑寅櫓、三の丸の追手門
弘前市の中心部に位置する公園。敷地は藩政時代に弘前藩10万石を治めた津軽家代々の居城だった弘前城がベースになっている。園内には、天守や櫓、城門などが残されているが、これだけの規模の城郭が往時の姿を留めて公園として開放されているのは珍しい。鷹揚園記碑、三角点など歴史をうかがわせる碑や、鶴の松、ツルマサキ、太郎杉の幹など多数の植物も見られる。桜や紅葉の名所としても名高く、季節になると盛大な祭りも開催さ
鳥海火山脈に属する休火山で,青森県で一番標高の高い岩木山は、津軽平野のどこからでも見ることができ、広く裾野を引いた姿の美しさから津軽富士とも呼ばれる。昭和50年には津軽の名山として津軽国定公園に指定された。なお、古来より信仰の山として知られている。
岩木山のふもとにある神社。「お岩木さま」「お山」と呼ばれ親しまれている。岩木山を望める鳥居から本殿までの参道は杉木立に囲まれ、閑静な雰囲気だ。本殿、奥門、瑞垣、拝殿、中門、楼門は、江戸時代初期から元禄時代に代々の弘前藩主が造営・寄進したもので重要文化財。建造物には、本州最北端の鎮守様の木材、県産のヒバが使用されている。旧暦8月1日に催されるお山参詣の祭事は、重要無形民俗文化財に指定されている。
青森県内最大の貯水湖・津軽富士見湖に架かる橋。青森県産の樹齢150年以上のヒバが使われていて、全長300mに及ぶ。三連太鼓橋で、岩木山を背景に浮かぶ姿は、鶴が空に舞う様子を思わせる。夜明けとともに浮かび上がる湖面の橋の姿や、夕陽に色づく湖と鶴の舞橋は絶景だ。橋は連日、欄干に組み込んだライトが日暮れから21時まで点灯。趣き深い橋の景観を楽しめ、今や鶴田町の観光名所になっている。
弘前市出身の実業家・藤田謙一氏が1921年に別邸を構える時に、東京から庭師を招いて造らせたという江戸風な景趣の庭園だ。弘前公園に隣接し、総面積は約21800平方メートル。園内は、高さ13mの崖地をはさみ、高台部と低地部に分かれている。高台部は岩木山を眺望する借景式庭園。洋館、和館、匠館が建っていて、建物の中は見学できる。低地部には池泉廻遊式庭園があり、ハナショウブやツツジの群落、滝などの景色を楽し
津軽藩ねぷた村では、さまざまな伝統工芸体験をご提供しています。津軽凧やこけしの絵付け、津軽塗体験など多彩なプランを揃えています。お好みの伝統工芸を体験してみてください。施設内には郷土料理を味わえるお食事処やアンテナショップなど楽しみ方もいろいろ。ぜひごゆっくり、津軽の魅力をご堪能ください。みなさまのお越しをお待ちしております。
2019年にリニューアルオープン。りんごについて学べるコーナーやりんごグッズ販売・喫茶コーナーのある「りんごの家」のほか、りんご生産体験園・ふれあい広場・すり鉢山・旧農家住宅などがある。
明治35年から9ヵ年を費やして作庭された津軽地方に多く見られる「大石武学流」の代表的庭園で、国内観光客はもとより、近年では外国人観光客も数多く訪れている。
津軽富士ともいわれる岩木山が一望できる猿賀公園は、国指定名勝の盛美園、清藤氏書院庭園と猿賀神社を結びます。春には桜、夏には蓮の花が咲き誇り、記念撮影などにもオススメです。
遊具、バーベキュー施設、広場等があり、自然環境に恵まれた公園。無料駐車場有り。
津軽平野を一望できる志賀坊森林公園は、特に夕景が美しく一見の価値があります。 なだらかな勾配の遊歩道は初心者の方でも気軽に散策を楽しむことができます。