出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称であり、古くから山岳修験の山として知られている。開山は約1、400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、羽黒山に登拝し、羽黒権現を獲得、山頂に祠を創建したのが始まりとされている。皇子はさらに月山権現と湯殿山権現を感得し、三山の開祖となった。以後、羽黒派古修験道として全国に広がった。
50種類以上のクラゲを展示するほか、各種海水魚・淡水魚・アザラシ・アシカなども展示。クラゲの展示種類数では世界一。最大の見どころは、世界最大級の直径5mのクラゲ大水槽。ウミネコの餌付け体験やアシカショーなどもある。
出羽三山の主峰。高山植物の宝庫としても知られ、八合目の弥陀ヶ原(御田ヶ原)には、クロユリ、チングルマ、ニッコウキスゲなどが咲き誇り、山頂にかけて国の天然記念物に指定されている。八合目駐車場付近から見渡す景観はスケールが大きくまさに絶景。
日本海に面し、庄内地方随一のリゾート温泉。近代的なホテルに混じって落ち着いた和風老舗旅館もある。部屋からは海が見渡せ、釣りや海水浴が楽しめる。海水浴は部屋から水着のまま浜へ出られ、上ってきたらそのままお湯に入れるという便利さ。夏の間は観光客向けに市も開かれている。
古来から山岳信仰の対象になっている3つの神社(月山神社・出羽神社・湯殿山神社)の総称。月山・羽黒山・湯殿山は「出羽三山(でわさんざん)」と呼ばれ、現在でも修験道として利用される日本有数の霊場。羽黒山は現在、月山は過去、湯殿山は未来を表し、三山全ての神社を参拝することで「生まれ変わりの旅」を果たせると信じられている。毎年8月下旬には「秋の峰入」と呼ばれる山籠り修行を実施。7日間に渡って荒業を耐え抜く
せせらぎの祓川を越えると左手に見えてくるのが羽黒山五重塔です。高さ29m、三間五層の柿葺(こけらぶき)・素木造り(しらきづくり)で、長い軒は飛び立つ白鳥の翼のように美しく、四季を通してそびえたつ姿は優美。雪の降り積もる塔も荘厳です。平安時代、平将門の創建とされ、慶長十三年(1608)には57万石の出羽山形藩主、最上義光が修造しました。東北最古の五重塔です。
あつみ温泉は、やわらかな湯と清流の音が心地良い風情ある温泉地。良質の温泉と旬の食材を使った料理、あたたかなおもてなしが自慢の宿が並びます。温泉街を流れる温海川河畔は、春は桜、夏の鮎釣り、秋には鮭の遡上と四季折々の表情を見せ散策におすすめです。川辺の足湯やウッドデッキでひと休みすれば、寛ぎのひとときが心を癒してくれます。朝市や共同浴場で地元の人達とのふれあいも楽しい温泉街です。また、気軽に温泉を楽し
日本国への登山は、山形県鶴岡市側に「中ノ俣登山道」、新潟県村上市側に「小俣登山道」があります。新潟県側の小俣登山道は整備された登山道ですが、山形県側の中ノ俣登山道は自然のままに近い比較的険しい道です。小俣登山道について詳しくは、村上市のホームページをご確認ください。(新潟県村上市山北支所 電話番号0254-77-3115)
1万平米の敷地には、藩主隠居所だった御隠殿や名勝の古庭園のほか、重要文化財の多層民家や明治初期の洋風建造物・旧西田川郡役所が移築されている。また、庄内地方の生活文化の推移や地方的特色を知るのに重要な民具、民俗資料が多数展示されている。
湯野浜温泉の広い海岸線に広がる県内最大規模の海水浴場。広い浜辺、遠浅の海、美しい夕日の景観と魅力もいっぱい。マリンスポーツも楽しめます。
東北の江ノ島とも云われる、由良海岸のシンボル。砂州から島まで170mの間に朱塗りの橋が掛けられ、国道7号線からの景観が特にすばらしく、夕日が沈む時間帯の景色は絶景。島内には島を一周できる散策路のほか、釣り堀もある。
快水浴場百選に選定された海水浴場。白山島と朱色の橋、青い海が織りなす美しい景観は見どころの一つ。ほかにも海洋釣り堀やキャンプ場なども整備されています。
日本三大砂丘の一つともいわれ、日本海に面している。近隣には、開湯1000年、県内最大の温泉リゾート地である、湯野浜温泉がある。
悠久の時空を超えて息づく山岳信仰。出羽三山文化と修験の世界を学び、体験し、未来へ伝える拠点。「いでは」の名称は「出羽」、ドイツ語のidea(イディア=理想理念)に通じています。
月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿。厚さ2.1mの萱葺の屋根、総漆塗の内部など、その全てに迫力があって見ごたえ十分。本殿は度重なる火災にあったが、現在の社殿は文政元年(1818)に再建したもの。前方の鏡池は、神秘の御池として古来より多くの信仰を集め、羽黒信仰の中心でもあった。