奈良時代に創建された歴史の深い寺院。「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されている境内のほか、南大門にある鎌倉時代に再建された日本最大の木彫像「金剛力士像(仁王像」など、数多くの国宝建造物が点在。「大仏殿」は世界最大級の木造建築物で、東大寺の本尊である大仏「盧舎那仏座像(るしゃなぶつざぞう)」が安置されている。大仏は像高15mと非常に大きく、神秘的で優しい見た目から「奈良の大仏さま」として親し
東西約4km、南北約2kmの豊かな自然が広がる都市公園。奈良公園といえば、鹿と触れ合える場所として有名だ。また奈良の鹿は、古来より神の使いとして崇められ、現在は国の天然記念物に指定されている。東京ドーム約140個分の広さを誇る公園内には、縁結びに効くパワースポットとして知られる「春日大社」や世界遺産である「東大寺」などが集まり見どころが多い。1922年には国の名勝に指定され、例年1800万人もの観
奈良仏教系宗派のひとつ「法相宗(ほっそうしゅう)」の大本山として名高い寺。1300年以上前から残る歴史的建造物として、1998年に世界遺産に登録された。境内には、聖武天皇が元正天皇の病気回復を願って建てた「東金堂」をはじめ、高さ50mを誇る「五重塔」など、当時の建築様式を用いた歴史的建築物が数多く残されている。そのほか「木造文殊菩薩坐像」や「阿修羅像」など100点を超える国宝・重要文化財が保存され
世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。藤原不比等が平城遷都の際、藤原氏の氏神を祀ったのが始まり。平安時代は皇族や貴族の春日大社詣が盛んで、中世以降になると庶民にも信仰が広まる。境内にある様々な形の釣燈籠、石燈籠の多くは庶民の寄進によるものである。毎年2月と8月に全ての燈籠に火を灯す“万燈籠”の行事が行なわれ、幻想的な美しさを見せる。
天武天皇の皇后病気平癒を祈願して建立された古刹。裳階つき三重塔と仏教美術の秀作といわれる薬師三尊がある。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。 国宝東塔は、解体修理工事のために平成22年晩秋頃から約10年間ご覧頂くことができません。 東塔以外は、平常とおり参拝ができます。
759年、中国の高僧・鑑真が律宗を学ぶ修行の場として建造された寺。御影堂には、高さ80.1cmの鑑真和上坐像が奉安されている。像は麻布を漆で貼り合わせて造形された、奈良時代にだけ用いられた技法が特徴的。日本最古の肖像彫刻として、国宝に指定されている。南大門をくぐった正面にある金堂は、千手観音立像や薬師如来立像など、国宝指定の巨大な仏像が安置されている。売店では、Tシャツなどオリジナルグッズも販売さ
奈良国立博物館は、なら仏像館・青銅器館・東新館・西新館の4つのギャラリーに分かれており、国宝・重要文化財などを多数展示しています。また、同じく敷地内にある仏教美術資料研究センターでは、仏教美術に関連する図書や写真などの資料を収集して研究者などに公開しています。市内循環バスのバス停も近く、アクセスも良好です。
和銅3年(710)に元明天皇によって藤原宮より遷都し、延暦3年(784)長岡に都が移るまで、首都として日本の政治・経済・文化の中心地になっていた平城宮は、東西1.25km、約125haの広大な原っぱとしてかつての栄華の面影を留めている。唐の長安をモデルにして造ったといわれる平城京は、囲りに高い土塀と堀をめぐらし、大路を碁盤の目のように整然と配列した中に、大極殿・内裏・朝堂院・東院・官庁街などを配し
奈良公園内にある全面芝生に覆われた山。笠を3つ重ねたように見えることから、「三笠山」とも呼ばれている。毎年1月に行われる奈良の伝統行事、若草山焼きが有名。山頂にある全長約103mの前方後円墳「鶯塚古墳」は、標高300m以上の山頂にある古墳の中でも最大級だといわれている。山頂からは東大寺や興福寺といった奈良県が誇る歴史的建造物を一望できる。とくに奈良の街を一望できる夜景は新日本三大夜景のひとつだ。
ならまちは千二百余年前の都「平城京」の道筋をもとにしており,中世には東大寺・興福寺・春日大社などの門前町として栄え,「南都七郷」などともよばれていた。江戸時代になると,晒や酒造,墨,甲冑,一刀彫などの色々な産業が興り産業の町としても栄えた。中でも,元興寺界隈は奈良時代に平城京の七大寺の一つとして大きな伽藍を有していた元興寺が中世以降衰退したため,その境内地へ民家が建ち並び,新しい町並みが形成された
称徳天皇が反乱を鎮圧するために建てた寺。創建当時、境内には多くの堂塔が建てられ南都七大寺のひとつに数えられていたが、度重なる火災により建物の多くが焼失。江戸時代中期には本堂や四王堂が建てられ、そこには本尊釈迦如来立像や文殊菩薩騎獅像(もんじゅぼさつきしぞう)といった重要文化財が保管されている。境内奥の光明殿では、毎年1月に僧侶が巨大な茶碗に点てた抹茶を参加者に振る舞うという奈良時代から続く伝統儀式
飛鳥寺を創建とする大寺元興寺僧房の一つを改築したもので、智光曼荼羅・五重小塔など、寺宝が多い。かつては南都七大寺の一つといわれた。現在は極楽坊境内、東大塔(五重塔)跡や西小塔院跡が国の史跡として指定されている。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。
標高642mの生駒山山頂周辺に1929(昭和4)年に開園した遊園地。山頂までは生駒駅から乗り換えてケーブルカーで15分。現存するものとしては国内最古の大型遊具「飛行塔(高さ30m)」をはじめ、急流すべり、ゴーカート、ペットふれあいの森など、楽しめる施設もいっぱい。大阪を一望できる夜景は「COOL JAPAN AWARD 2019」を受賞しました。また2019年7月には、ボーネルンドプロデュースの国
奈良県天理市にある温浴施設を中心とした西日本最大級の屋内テーマパーク。樹齢2000年の檜を使用した「ひのき風呂」や複数の生薬を配合した「薬仁湯」など、バラエティ豊富な10種類の温泉を楽しめる。7、8月は夏季限定の屋内レジャープールがオープン。ウォータースライダーや水深約40cmのこどもアグアグひろばなど、家族揃って楽しめるアトラクションが充実。このほか、アミューズメント施設やホテルも併設されている
バーベキューやオリエンテーリングの楽しめる「野外活動センター」、宿泊棟やお風呂、レストランを備えた「ふれあいセンター」、フィールドアスレチック、大型木製遊具、多目的広場、テニスコートもあり、お子さまからお年寄りの方まで、楽しんでいただける施設です。
かつて壮大な伽藍を誇ったというが,現在の堂宇は近年の再建であり,巨大な塔跡が昔の寺勢をしのばせる。