熊野三山の一社として全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮です。夫須美・速玉の二神を祀り、社宝1,000余点を収める神宝館や天然記念物ナギの巨木があります。特に、孝謙天皇の御世、日本第一大霊験所の勅額を賜り、熊野三山の中でも逸早く『熊野権現』の称号を賜りました。毎年、10月15日・16日に開催される熊野速玉大社例大祭は、平成28年1月に国の重要無形民俗文化財として指定されている。
熊野三山の祭神・熊野大神が一番最初に降臨された場所。熊野信仰の聖地でもある。神社は、天ノ磐盾(あまのいわたて)と呼ばれる険しい崖の上にある。参拝するためには急こう配の石段を登らなくてはならない。石段を登り切ったところには御神体のゴトビキ岩が鎮座している。また新宮市随一のビュースポットでもある。石段は毎年2月6日に行われる奇祭「お燈祭」の舞台となる。夜のとばりが降りる20時頃、松明を手にした男たちが
和歌山・奈良・三重の3県にまたがって流れる北山川の激しい流れによって形成された南紀随一の渓谷・瀞狭。ウォータージェット船で、自然が作り上げた芸術的な景観を堪能できます。
面積約5000平方mの島が沼の上に浮いており、北方系植物と亜熱帯系植物の混生群落があり、寒帯性のオオミズゴケ、温帯性から亜寒帯性のヤマドリゼンマイなど、約130種類もの植物が自然混生している。
地底1500mからくみあげた良質の温泉、乳白色の湯は老若男女に人気。天台鳥薬などの薬草風呂もある。
中国風の極彩色の楼門が鮮やかでひと際目をひく。境内はクスノキの巨木に囲まれ、約2200年前に不老長寿の薬を探しに来た徐福の墓や、徐福像、不老の池、7人の重臣の墓などがある。
廃校を利用した宿泊施設、キャンプ場。熊野古道大雲取越・小雲取越の中継点。清流での川遊びや鮎つりが楽しめる
新宮港の一画に設けられた公園で緑の遊園地、万葉の歌の歌碑等がある。
新宮市相賀(おうが)の桑ノ木谷にある直瀑。「日本の滝100選」に選ばれた。落差21m。滝への道筋は、四季を通 じて素晴らしい自然に囲まれたハイキングコースとなっている。
熊野速玉大社境内にあり、建物は東京の旧佐藤邸を復元したもの。自筆原稿や著作初版本・愛用した文房具や趣味の品などを展示。
深く険しい山々、その山間を流れる熊野川。近寄りがたい大自然とそこに秘められた信仰と歴史の地「熊野」。平安時代から老若男女、身分や貧富の差を問わずあらゆる人々を受け入れる包容力に魅力を感じ、悩みや苦しみから救いを求めた熊野詣。その参詣道の一つに「熊野川」がある。
熊野古道中辺路コース中で、唯一海の見える道です。平成16年7月に世界遺産登録されました。
スイス風の建物は、西村伊作本人が設計したもの。油絵・陶器などが展示されている。保存修理に向けて調査を実施するため、平成27年1月19日から修理が終了するまでの数年間、建物内部の公開を休止。
秦の始皇帝の命で、不老長寿の霊薬を求めて渡来した徐福の墓と伝えられる。
総合的な都市公園を目指し熊野文化活動の拠点として整備された公園である。
殿中踊りは網を投げて鯨をとりまく形を踊りにしたもので、銛に仕立てた紅白緑のだんだらの綾棒を腰に、手には網に仕立てた日の丸の扇を持って踊る。綾踊りは終始座って上半身で踊るもので、綾棒を手に銛を投げ鯨を突く形の踊りである。両踊りとも熊野灘をバックに踊る様は、実に美しく勇壮豪快で県の無形文化財となっている。また、平成28年度には、「鯨とともに生きる」構成文化財として日本遺産に認定された。
ヒガンバナ科で、白い優雅な花と、力強い緑葉は南国的風土を代表するもので昭和40年11月に市花に選定。
沼地に浮かぶ5,000平方mの植物の密生する島で北方系植物と亜熱帯系植物の群落がある点で学界の注目を浴びている
名誉市民の東くめは瀧廉太郎と共に日本の童謡の生みの親で「雪やこんこん」、「お正月」等がある。
熊野三山信仰の道として栄えた街道。平成16年7月に世界遺産登録されました。