海士ヶ瀬(あまがせ)に架かる、山口県下関市と角島を結ぶ橋。長さ1780mで、無料で通行できる橋としては日本で2番目の長さを誇る。角島に向かって一直線に伸びる橋は、多くの人が”一度は訪れたい”と憧れる景勝地。下関市から角島まで車だと3分ほどで渡ることができ、徒歩や自転車での通行も可能。橋のすぐそばには海士ヶ瀬公園があり、展望台からは角島大橋や角島を一望できる。コバルトブルーに輝く海士ヶ瀬と青く澄んだ
総水量2,400トン、65の水槽に魚など500種20,000点の水族たちが展示されている。関門海峡を再現した瀬戸内海水槽はトンネル状で海底散策気分が味わえる。日本唯一のシロナガスクジラの全身骨格標本や、世界のフグ100種類以上など下関らしい展示も特徴。目の前に関門海峡が広がるアクアシアターでは、イルカとアシカの共演によるパフォーマンスが開催される。イルカの水槽を眺めながらイタリア料理が楽しめるレス
山口県北西端にある、日本海に浮かぶ小さな島。島民からの強い要望により、2000年に島と本州とを結ぶ角島大橋が完成し、アクセスしやすくなった。石造り灯台としては日本で3番目の高さを誇る「角島灯台」や白い砂浜が美しい「しおかぜコバルトブルービーチ」などの観光スポットがある。休憩所「しおかぜの里 角島」の駐車場には、レンタサイクル施設「角島サイクルポート」を併設。コバルトブルーのビーチを眺めながら海沿い
下関市と北九州市門司区の間の幅約700mの海峡です。中世から近世へ、また近世から近代へ、日本の国が大きく変わるときには、いつもこの海峡が舞台となってきました。時代を動かす熱いエネルギー、それは1日に4度も流れを変える急潮がこの地に育てたのかもしれません。いまも日に大小約700隻の船が行き交い、風景を優しく彩る潮騒と汽笛の音は、環境庁選定「残したい日本の音風景百選」にも選ばれています。
源平壇ノ浦の合戦において、二位の尼に抱かれて入水された幼帝安徳天皇を祀った神社。関門海峡を臨み、白壁に朱塗の水天門があります。境内には、平家一門の墓、小泉八雲の怪談で有名な耳なし芳一の芳一堂や、貴重な資料を展示した宝物殿などもあります。毎年5月3日には、上臈参拝で有名な先帝祭のメイン会場となります。また、夜はライトアップされます。参拝自由。
関門橋は、橋塔間712m、橋台間の吊橋の全長1,068m、幅6車線の東洋有数の規模の吊橋です。また、海面から橋げたまでの高さは満潮時で61mあり、関門海峡を通過する大型船舶が余裕をもって航行できるようになっています。夜間はライトアップされます。
関門自慢の海の幸を中心としたレストランや土産物店が立ち並ぶシーサイドモール。ボードウオークからは関門海峡が一望できます。関門海峡の潮騒と汽笛は、「残したい日本の音風景百選」に選ばれ、一帯は壇之浦の合戦・武蔵と小次郎の巌流島決闘など歴史に彩られた「海峡劇場」とされています。目前に立つ赤と白の灯台は「恋人灯台」と呼ばれ、ロマンチックな伝説を秘めています。
標高268mの火の山山頂にある公園。かつて、敵の攻撃を知らせるための狼煙(のろし)台が山頂にあったことから「火の山公園」と呼ばれるようになった。軍事拠点だったため、第2次世界大戦後までは入山禁止となっていた。現在は、市民の憩いの場となっている。展望台からは、鳴海海峡に架かる関門橋をはじめ、瀬戸内海や日本海の大パノラマを一望できる。日没前には燃えるような夕焼け、そして夕焼けから夜に変わるトワイライト
平成8年7月にオープンした関門海峡のランドマークタワー。シースルーエレベーターで70秒。高さ143mの展望室からは、関門海峡、巌流島、そして日本海と、360度の雄大な眺望が目の前いっぱいに広がります。夜は季節、曜日によって異なるライトアップが施されます。平成18年10月、山口県初の「恋人の聖地」に認定。
日本にたった2基しかない無塗装の外観が特徴の灯台。「日本の灯台50選」に選出されており、全国にわずか16基しかない登れる灯台としても有名。らせん階段を登り展望台にたどり着くと、目の前には壮大な日本海の絶景が広がる。視界を遮るものがなく、きれいな夕焼けを見られる人気絶景スポットだ。灯台周辺は公園として整備され、夏場は白い花を咲かせるハマユウが満開に。海と青空、白く咲き乱れるハマユウのコントラストは圧
関門海峡に浮かぶ面積10haほどの平坦な小島、巌流島。慶長17年(1612)4月13日、剣豪宮本武蔵と秘剣「燕返し」の佐々木小次郎が決闘したといわれています。正式名称は船島であるが、敗れた小次郎の流派名をとり巌流島と呼ばれています。島内には宮本武蔵と佐々木小次郎の像をはじめ、浮桟橋や人工海浜、散策道などが整備され、唐戸桟橋から直行便も毎日就航して気軽に渡ることができます。
九州と本州を結ぶ海底トンネル。昭和11年に着工したが、戦争のため一時中断され、昭和33年3月に完成した。全長3,461mで上部が車道、下部が人道(780m)に分かれ世界に類を見ない二階建て海底トンネルである。
静かな山里の温泉で、三恵寺の恰雲和尚が薬師如来の霊験により発見したと伝えられています。近くにゴルフ場、妙青寺雪舟庭、下関市烏山民俗資料館、リフレッシュパーク豊浦、川棚のクスの森などがあります。
海峡を臨むあるかぽーとにオープンしたアミューズメント施設です。海峡が一望できる「大観覧車」など楽しいアトラクションが人気です。
豊浦山脈の最高嶺で、昔から長門の国の霊山としてあがめられました。頂上まで県道が舗装され、山頂からの展望は、日本海、玄海灘、瀬戸内海を一望に望める景勝地です。東麓2合目には、西の高野山といわれる神上寺、徳仙の滝があります。華山から狗留孫山を結ぶ県道の景観の雄大さは言葉を失います。
犬鳴のお稲荷さんと呼ばれて参拝者が多い。古歌にも「長門なる稲荷の山の姫あやめ時ならずして如月に咲く」と詠まれているほど由緒の古い社です。
西日本屈指の泉質ともいわれる名泉・一の俣温泉は周囲を山に囲まれた、ひなびた雰囲気の情緒あふれる温泉郷です。独特のぬめりをもったお湯は一度入るとやみつきになり、リピーターも数多く訪れます。
貞観元年(859)の創建と伝わる古社で、「関の氏神」として市民に親しまれています。境内には林芙美子文学碑、世界最大のふくの銅像、亀山砲台跡など多くの史跡があります。