文政9年(1826年)九代藩主鑑賢公の創建にかかるもので、藩親立花宗茂公と夫人ぎん千代および岳父戸次道雪の三神を祀り、社名もこれに起因している。
大阪・四天王寺の五重塔を手本に建設した九州随一の三重塔。昭和41年に修復しています。
柳川は堀が網目状に巡る水郷のまち。川下りは、竹竿一本で操る長さ8m 程の「どんこ舟」という木舟に揺られながら柳川の風景を楽しむ旅。堀割沿いのしだれ柳や四季折々の豊かな花々、詩人北原白秋の歌碑などを眺め、ゆるやかな時の流れと城下町の懐かしさを味わうことができる。夏期は夕刻に納涼船が出る。冬期はコタツ舟になる。所要約1時間10分。問合せ先は柳川観光開発(株)・(株)大東エンタープライズ・水郷柳川観光(
関ヶ原の合戦後に、筑後国30万石の領主として柳川に入った田中吉政の墓石が本堂床下にある。本堂全体が田中吉政公の墓ともいわれる。
一度に70名利用できる「足湯」は、川下りコース沿いにあり、北原白秋や檀一雄、長谷健などの柳川ゆかりの文人をパネルで紹介しています。散策のあとの休憩場所にぴったりな施設です。
有明海は島原半島の国見町と、熊本県長洲町を結んだ線の北側に広がる。干満の差6メートルは日本最大。全海面の約5分の1に達する30万ヘクタールの干潟が福岡、佐賀県沿岸から続き、夕日に照り映える光景が美しい。干潟は野鳥の宝庫。シギ、チドリ、カモ、サギなど、ざっと150種。干潟でゴカイ、カニ、小魚をついばみ、干拓地の湿地帯で羽を休める。
文政11年(1828)建築。寛政年間に建てられたともいう。はじめ柳川藩中老職であった吉田兼儔の隠宅として建てられ、後に藩主の茶室として使用された。県有形文化財。庭園は国指定名勝。柳川藩の武家屋敷の典型例。
市内を縦横に走るこの堀は城を防衛する目的と潅漑用に造られたもの。今は観光用のドンコ舟が走る。
内堀コースの高門橋の西側に続く花菖蒲園は、5月下旬から6月上旬にかけて花が咲き、川下りの見所のひとつとなっています。花菖蒲は柳川市の花に選ばれています。