南小国からくじゅう山麓、瀬の本高原へと向う道すがら、田ノ原川に沿った静かなたたずまいの温泉。硫黄泉イ湯は切り傷に特効がある。温泉街の中央に共同浴場の薬師湯があり、それを囲むように風情ある旅館が並んでいる。
熊本と大分の県境、筑後川の上流、杖立川の深い谷あいに沿った温泉。すぐ背後には小国杉におおわれた山が迫っており、あちこちから湯煙りが立ちのぼり、落着いた雰囲気。川の両岸に木造2、3階の昔風の旅館が並ぶ。真夏でも27℃以上にはならない山峡で、夏は避暑に最適。◎共同浴場○元湯旅館街より一段低い場所、せせらぎを間近に見る河原にある。天然の岩をそのまま利用した湯船の上に簡単な木組の屋根をかけた半露天風呂で
阿蘇のカルデラを形成した約9万年前の巨大噴火でできた滝。長い年月を経て現在の形になったが、滝上部の硬い岩盤や滝裏の柔らかい地層は、今も浸食により形を変え続けている。滝の落差は約10m。規模は小さめだが、幅は約20mと広めで、カーテンのように落ちる水が光に照らされる神秘的な光景を見られる。冬は自然が造り出す氷の芸術や造形美を楽しめ、春には期間限定で滝を裏側からライトアップするイベントが開催される。
平家建の洋風建築の展示室(北里文庫)を中心に和風2階建貴賓館や土蔵があり生家の一部が移築されている。
樹高の割に枝張りの大きいのが特徴で,県内でも最大の老樹。樹齢は1000年を越え、国指定天然記念物である。根元から多数のひこばえを生じている。鏡ヶ池と同伝説の登場する乳母の記念樹として、今でもお乳の少ない女性はこの銀杏樹にお祈りするとお乳が出るようになると、言い伝えらています。毎年10月中旬から11月中旬までライトアップされ、とても幻想的になります。
郷土出身の抽象画家、故坂本善三画伯の作品を中心に企画展も開催。本館は古い民家を移築した畳敷きの和風美術館。
川ぞいのキャンプ場。川では釣り、ウォーターシュートが楽しめる。
熊本・小国町の「ファミリーキャンプ場いもんころ」は、大自然を満喫できるキャンプ場です。森の中で鳥の声や風の音を聞きながら過ごせば心からリラックスできます。ジャージー牛乳でのチーズ&バター作りやピザ作り、雑貨づくりなどの体験も開催。大分自動車道「日田IC」より車で約60分。ぜひ、ファミリーでグループでご参加ください。
町の総面積の半分近い約12,000haにスギが造林されている小国町は、古くから挿し木造林などで有名であり、現在は、ヤブクグリとアヤスギ等の品種を中心に造林がなされている。
熊本県側から「小国富士」大分県側から「玖珠富士」と呼ばれている。
杖立トンネル付近の桟橋から下筌ダムまでを折り返す約15kmのコース。湖面からの紅葉や野鳥などが見られ、雄大なロケーションに圧倒される。
湧蓋山を眺望できる下城田原地区の牧場跡地にあり、春には多くの写真家が訪れる絶景スポットになっている。※牧場私有地につきマナーに配慮をお願いします。
樹高38mの巨木で、クスやケヤキを思わす卵形のこんもりした枝張りを見せる。平成9年の台風で半壊して、過日の威容は失われている。
旧国鉄宮原線は、大分県九重町の恵良駅から熊本県小国町の肥後小国駅間26.6kmを連絡していた線路でした。昭和29年に開通し、通勤・通学や材木等の運搬に使われましたが、昭和59年に廃線になりました。現在でもトンネルやアーチ橋・線路の一部などがそのまま残り、当時の雰囲気を味わうことができる約4kmのウォーキングコースです。
吉村郁夫氏の作品を展示。牧場の中にある美術館。3月から11月までの金・土・日・祭日のみ開館(10:00〜17:00)
小国町には小国町の特産小国杉を使用した建物がたくさんあります。小国ドーム、道の駅小国夕ステーション、木魂館など。
杖立橋は小国町の奥座敷、杖立温泉街を分けるように流れる筑後川(通称杖立川)にかかる。夕暮れ時には、柔らかな照明に照らし出された橋の姿が、温泉街の灯と共に、昼とは違う表情を見せる。また、橋のかけ替えを契機に、様々な議論が盛り上がり、橋と一体化するように建設された多目的施設Pホールの壁面には、地域の「人々」の「パワー」が表現されている。
鏡ケ池の向かいの路地を進むと、整備された駐車場とその奥に公園がある。小さい子どもでも遊べる浅い川もあり、ゆっくりとした時間が過ごせる。6月上旬からは時季が合えば、蛍も飛び交う姿が見れる。
4歳から10歳までの子供たちがかすりの着物に裁着袴、白はち巻に白だすきのいでたちで、背には長いシデを垂らしている。両手にはコモラセという拍子木を持つ。11歳から15歳までは同じ衣装でナギナタを持っている。大人たちは黒い衣装で白はち巻に白だすきである。長さ1m余りの棒を持ち、そのなかの3人は棒の先にひょうたんをつけ、烏帽子をかぶり爺さんと婆さんの面をつけている。用意ができると天狗の面の猿田彦を先頭に