海と陸の動物約1550頭羽が自然のままに生きる姿を間近に見ることができる。放し飼いの動物を専用車や列車型のケニア号に乗り見物できるサファリワールド・海のパフォーマンスが楽しめるマリーンワールド・小動物と遊べるエンジョイワールドのほか、ジェットコースターや大観覧車のあるプレイゾーンなどがある。
全国の「熊野神社」の総本山にあたる熊野本宮大社。三山の中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせるのが、聖地熊野本宮大社です。熊野参詣道のなかでも、多くの人々がたどった「中辺路」を歩くと、難行苦行の道のりを終え最初にたどり着くのが熊野本宮大社です。平成7年には社殿が国の重要文化財に指定されました。本殿へと続く158段の石段の両脇には幟がなびき、生い茂る杉木立が悠久の歴史を感じさせます。
約1200年前に弘法大師によって開かれた真言密教の修行道場であり、「総本山金剛峯寺」がある。「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。標高およそ900mの山の盆地にさまざまなお堂や塔が立ち並び、 仏像や曼陀羅が参拝者を迎える。うっそうと杉の樹の茂る「奥之院」には、太閤秀吉から太平洋戦争の英霊まで、さまざまな人々のお墓が立ち並ぶ。
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社からなる、熊野三山と呼ばれる3つの神社をお参りする道。道は5つに分かれ、紀伊半島を東西南北に走っている。貴族が通い親しんだ道や山越えが必要な険しい道など、すべての道に違った魅力がある。当時に想いを馳せながら、散策するのも良い。熊野川から熊野速玉大社までは川下りもあり、約90分間、語り部の案内を聞きながら優雅なひとときを楽しめる。2004年には世界文化遺産に登
和歌山県白浜町にある西日本最大級の海鮮マーケット。地元和歌山産はもちろん、豊富な品揃えの鮮魚は全国から毎日入荷されている。マグロの解体ショーや水槽を元気に泳ぎ回る魚も見ごたえあり。市場内にある食事・軽食コーナー「とれとれ横丁」では、海鮮丼やお刺身、寿司、海鮮焼き、麺類などを堪能できる。市場内の食材は購入して、屋外のBBQコーナーで味わうことも可能。紀州の特産品である梅干しや地元銘菓、地酒がズラリと
和歌山のおだやかな気候と美しい海岸線、恵まれた自然につつまれた人工島リゾート。地中海の港街をイメージしたテーマパーク ポルトヨーロッパ、国際級マリーナ、海釣り公園、天然温泉施設(天然紀州黒潮温泉)、リゾートホテルなど複数のエリアで構成され、多彩な施設が充実。
天正13年(1585)豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりです。徳川家康の第十男頼宣が入城して城郭の大改修を行ない、明治維新までの250年間徳川御三家の居城として偉容を誇り、その天守閣の華麗な姿は維新後においても、国宝に指定されていたが、惜しくも戦災により焼失した。現在の天守閣は、昭和33年再建されたものであるが、静水を湛える内堀や城郭を巡らす石垣は400年の歴史をそのままに伝えて居り、往時の
日本三名瀑の一つで深い原始林を割って落ちる高さは133mの滝。落差は日本一。銚子口の岩盤に三つの切れ目があり、三筋になって落下し 始めるところから、「三筋の滝」ともよばれている。 飛瀧神社の御神体として滝を崇め、毎年7月9日と12月27日の2回、古来からの神事にのっとり「御滝注連縄張替行事」が行われている。かつて、諸国からこの滝に詣でる人々は写経を経筒に入れお滝入口の大鳥居をくぐりすぐ左側の「那智
和歌山県の南東に位置する関西屈指のビーチリゾート。毎年約60万もの人が訪れる人気の海水浴場で、ハワイのワイキキビーチとは姉妹浜。約620mの浜にはヤシの木が並び、南国のリゾート地を思わせる。砂祭りや花火大会、熊野水軍埋蔵金探しといったユニークなものまでさまざまなイベントが開催されている。海水浴場開設時は、売店やシャワー、更衣室といった設備も充実。砂浜のすぐ横には水着着用の混浴露天風呂「しらすな」も
高野山真言宗の総本山。壮大な玄関をもつ建物は文久3年(1863)の再建。主殿は東西三十間、南北三十五間の大建築で、大広間には狩野探幽の襖絵「松に群鶴」が、豊臣秀次自刃したという柳の間には狩野探斎による「雪柳白鷲」が描かれている。
千畳敷は、その名のとおり広い岩畳を思わせる大岩盤。 瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった白く柔らかい岩は第3紀層の砂岩からなる大岩盤で、打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています。太平洋に沈む夕日が美しい。
ポルトヨーロッパは、ヨーロッパの街並みをリアルに再現した「和歌山マリーナシティ」の観光テーマパークです。中世・地中海の港街をモチーフにした園内にはロマンチックな世界観が広がり、カップルや友人同士での写真撮影にもピッタリ。また、観覧車やミニコースター、落差22mの激流を滑り落ちるウォーターライドといったアトラクションも20種類以上が揃い、大人も子供も1日飽きずに遊び尽くせます。さらに2017年春には
熊野夫須美大神(イザナミノミコトの別名)を主祭神とする「熊野十二所権現」を祀る。八咫烏(ヤタガラス)が石に姿を変えたといわれる烏石や樹齢850年の大楠がある。無病息災、長寿、所願成就などにご利益があるとされており、熊野三山の中で最も熊野権現造りの風格を伝える。那智山中腹に建ち、周囲を包む山の緑とは対照的な朱塗りの社殿が神聖な雰囲気をかもしだしている。
南紀白浜エリアで最も歴史が古い景勝地。展望台からは透き通る海の絶景と、崖下まで迫る迫力満点の波しぶきを見られる。高さ60mの断崖絶壁の下には、平安時代の合戦で熊野水軍が船を隠した伝説が残る洞窟が存在。建物内から続くエレベーターで地底36mの洞窟世界へ。洞内には幸せをもたらすパワースポット「牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)」や、珍しい自然現象を見られる「潮吹き岩」などの見どころがたくさん。軍船の
紀州の屋根といわれる護摩壇山の山麓に抱かれ、安珍清姫で名高い日高川の最上流部の渓流沿いにある湯。肌を白く美しくすることから、上州の川中温泉・山陰の湯ノ川温泉とともに日本三美人の湯として知られている。今から360余年前、紀州の殿様徳川頼宣公がこの温泉を大変気に入られ、浴室を設け、それを毎亥の年ごとに藩費をもって改築したり、この地に遊ぶため特命をもって旅館を造営させるなど、いわば紀州の殿様の別荘地とし
熊野川の支流大塔川にのぞむ素朴な湯。大塔川から湧き出る温泉はアルカリ性単純温泉73℃の湯で、神経痛・皮膚病・糖尿病等に効果がある。このあたり500mばかりの間は、河原の砂を掘ればたちどころに露天風呂ができるという野趣に富んだところで、石を枕に月を眺め、せせらぎにかわる河鹿の声を聞きながら湯にひたる情緒はひとしおの感がある。各旅館でも河原に簡単な囲をして、川湯らしい雰囲気を楽しませる工夫をしている。
山中に三名井をもつところから紀三井寺といい、西国観音霊場第二番札所。境内には約600本の桜の木が植えられており、関西一の早咲きの桜の名所として有名。「近畿地方に春を呼ぶ寺」と言われる。朱塗りの楼門をくぐって231段の石段を登りつめた境内からは和歌浦が一望できる。
国の天然記念物。 串本から大島に向かって海上に並ぶ大小40あまりの奇岩で、弘法大師と天邪鬼が大島まで一晩で橋をかける競争をしたという伝説が残っています。11月にはライトアップが行われ、多くの観光客やカメラマンが訪れます。
南紀白浜のシンボルである臨海浦に浮かぶ南北130m、東西35mの小島。正式には「高島」という。島の中央に海蝕による円月形の穴が開いていることから「円月島」と呼ばれ親しまれている。日の沈む夕景の美しさは格別で、夕景の名所としても知られる。夏は6時30分頃、冬は4時30分頃。
本州最南端に位置し、潮岬灯台や観光タワーから太平洋を眺めると地球が丸く見えます。太陽が沈む頃は夕日が美しく、波の音を聞きながら美しい景観が楽しめます。本州最南端の石碑などがあり、望楼の芝と呼ばれる広大な芝生ではのんびりリラックスできます。
熊野三山の一社として全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮です。夫須美・速玉の二神を祀り、社宝1,000余点を収める神宝館や天然記念物ナギの巨木があります。 特に、孝謙天皇の御世、日本第一大霊験所の勅額を賜り、熊野三山の中でも逸早く『熊野権現』の称号を賜りました。毎年、10月15日・16日に開催される熊野速玉大社例大祭は、平成28年1月に国の重要無形民俗文化財として指定されている。
地球とエネルギーの関わりを楽しく遊びながら学べるアミューズメントスポット。恐竜時代をテーマに、映像に合わせて座席が動く体感シミュレーター「ジュラシックツアー」をはじめ、人間の認識と錯覚、バランス感覚などを巧みに利用し異次元空間体験ができる、ミステリーゾーン、パラレルワールドなどがある。
世界でも珍しい鯨専門の博物館。1階から3階までを吹き抜けにした中央に、体長15mものセミクジラの実物大模型と古式補鯨船の模型をつり下げ、その周囲の廻廊式展示室には、鯨の身体各部のホルマリン漬や剥製・捕鯨関係資料など1000点あまり。入江の天然プールとイルカのショープールもある。日本の捕鯨発祥の地として、現代までのおよそ400年の歴史を目の当たりにしながら興味深くひもとくことができる。
高野山の学僧でもあった覚鑁上人(かくばんしょうにん)によって開創された新義真言宗の総本山。覚鑁上人は、東山天皇より下賜された大師号である「興教大師(こうぎょうだいし)」として同寺で眠りにつかれている。山内には、日本最大の木造の『大毘廬遮那法界体性塔(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)』や、重要文化財の本尊大日如来・金剛薩埵・尊勝仏頂の三体を奉安されている。中世のたたずまいを残す約350万平方メ
西国三十三所第1番札所にして熊野三山のひとつ。豊臣秀吉も愛したといわれる壮麗なる寺院で、山号は那智山。熊野信仰の霊場として長い歴史を持つ。見どころは、桃山時代の名残を感じさせる本堂、如意輪堂。南紀で最も古い建築物のひとつで、国の重要文化財に指定されているほか、ユネスコ世界遺産の一部でもある。また、全長約25mの鮮やかな赤色の三重塔も那智の滝のフォトスポットとして人気。塔には飛滝権現本地千手観音が安
平安時代に力を誇った熊野水軍の舟隠し場所であったと伝えられる洞窟。屏風のように濃緑の海に直立する高さ50~60メートルの絶壁が圧巻。地上から約14秒の高速エレベーターで地下36mの洞窟へ入ると、大自然のダイナミックな景観と千古の神秘、歴史ロマンに出会える。
熊野三山の祭神・熊野大神が一番最初に降臨された場所。熊野信仰の聖地でもある。神社は、天ノ磐盾(あまのいわたて)と呼ばれる険しい崖の上にある。参拝するためには急こう配の石段を登らなくてはならない。石段を登り切ったところには御神体のゴトビキ岩が鎮座している。また新宮市随一のビュースポットでもある。石段は毎年2月6日に行われる奇祭「お燈祭」の舞台となる。夜のとばりが降りる20時頃、松明を手にした男たちが
南紀を代表する古くからの名湯。ハマチ養殖のいかだが浮かぶ田辺湾や、白い砂浜の白良浜沿いにホテルや旅館が明るい海を背景に立ち並んでいる。太平洋に面した湯崎の突端、波に洗われる岩場に「崎の湯露天風呂」がある。天然の大きな岩くぼにたたえて湯煙を立てつづけるこの湯は、日本書紀・万葉集などにも登場する。潮騒を耳に、太平洋に沈む夕日を眺めながらの入浴は、まさに大尽気分。このほか、奈良朝風のユニークな建物で、二
万葉の時代から人々に親しまれてきた風光明媚な和歌の浦に位置し、塩槌翁尊(シオツチオキナノミコト)をお祀りしています。尊は遠く神話に登場します。兄海幸彦から借りた釣針をなくし、兄の怒りにふれて困っている弟山幸彦に「海神の所に行け」と教え、後に山幸彦は龍宮の豊玉姫を娶とられ、姫は懐妊し、安産によって御子を授けられました。このことから、現在も安産の守護として、人々に親しまれています。また、江戸時代の和歌